二宮清純 スポーツの嵐

ドジャース初連覇。熱狂のWシリーズ【二宮清純 スポーツの嵐】
MVP山本由伸は敵地で3勝 ドジャースが21世紀初、球団史上初の連覇を達成したワールドシリーズは、MLB史上に刻まれる名勝負となった。 MVPは文句なしで山本由伸。強打のブルージェイズ相手に第2戦で完投勝ち、2勝3敗 […]

鷹の佐々木麟太郎。ドラ1指名の損得【二宮清純 スポーツの嵐】
来年7月にはMLBドラフト 今ドラフトの最大のサプライズは、米スタンフォード大のスラッガー佐々木麟太郎(花巻東)を福岡ソフトバンクと横浜DeNAの2球団が1位で指名し、ホークスが当たりクジを引き当てたことだ。 まずは […]

王貞治と宮本武蔵。「千日万日の稽古」【二宮清純 スポーツの嵐】
野球界では長嶋さん以来の文化勲章 通算868本塁打の王貞治さん(現福岡ソフトバンクホークス取締役会長)が、文化勲章を受章した。野球界では、今年6月に他界した長嶋茂雄さんに次いで2人目だ。 これを受け王さんは、「長嶋さ […]

サブロー監督誕生。昭和野球への回帰【二宮清純 スポーツの嵐】
「甘さを取り除いて厳しい練習を」 今シーズン、優勝した福岡ソフトバンクホークスから31.5ゲーム差も離されて8年ぶりの最下位に沈んだ千葉ロッテの新監督に、1軍ヘッドコーチのサブロー(本名・大村三郎)が昇格した。 2軍 […]

読売VS日産の攻防。「1ミリ作戦」発動【二宮清純 スポーツの嵐】
日本人初のプロ契約監督、加茂周 「日産は横浜F・マリノスの筆頭株主であり続けます」 さる10月3日、F・マリノスの親会社である日産自動車から先の発表があった。身売り報道を沈静化させる狙いがあるようだ。 ただし「財務 […]

野村野球の後継者。ヤクルト池山隆寛新監督【二宮清純 スポーツの嵐】
“一球一球に根拠を持て。そのためには準備しろ” 東京ヤクルトの来季監督に、池山隆寛2軍監督の就任が決まった。 現役時代は、豪快なフルスイングで“ブンブン丸”と呼ばれ、ファンに親しまれた。 プロ入り5年目の1988年 […]

プロ野球を変えた“三原魔術”の原点【二宮清純 スポーツの嵐】
データ重視 2023年のWBCで、侍ジャパンを3大会ぶり3度目の世界一に導いた栗山英樹が「知将」の異名をほしいままにした三原脩を師と仰いでいることは、よく知られている。いわゆる“没後弟子”である。 三原は、日本のプロ […]

井上尚弥完封勝利。衰え知らずの32歳【二宮清純 スポーツの嵐】
「キャリアで最強の選手」を相手に 傷ひとつない顔での勝利者インタビュー。マイクを手にした井上尚弥は、観客に向かってこう声を張り上げた。 「アウトボクシングもいけるでしょう? 誰が衰えたって? 誰が衰えたって?」 耳に […]

長嶋茂雄激怒事件。“ジョン損” の逆襲【二宮清純 スポーツの嵐】
“ポスト・ミスター”の期待も… 阪神の2年ぶり7度目の優勝を華々しく報じるスポーツ紙の片隅に、「デーブ・ジョンソン死去」という小さな記事が載っていた。享年82。 ジョンソンはオリオールズ時代、新人王と3度のゴールドグ […]

リング禍を防げ。名伯楽から学ぶ【二宮清純 スポーツの嵐】
「選手を家族の元へ」 日本ボクシングコミッション(JBC)は、公式試合に関するルールを細かく設定している。 たとえばコーナーの外に陣取り、選手に指示を送ったり、インターバルの際にアイシングや止血を行なうセコンドには […]

Ⅴ9巨人から学ぶ。対角線にスターを【二宮清純 スポーツの嵐】
サードとファーストは飛車角 元巨人の岡﨑郁から、こんな話を聞いたことがある。 「僕がショートからサードにコンバートされた時のことです。ファーストのポジションは、ひとつ年下の駒田徳広が守っていた。 巨人のサードといえば […]

釜本邦茂の伝説。メキシコの輝き【二宮清純 スポーツの嵐】
敵地で「ハポン!」コール 長嶋茂雄さんに続いて釜本邦茂さんまでも……。戦後80年、昭和のスポーツ界を牽引したスーパースターが、またひとり鬼籍に入った。 長嶋さんと釜本さんには共通点があった。引退後も現役時代と、ほぼ体 […]