教えて井端さん!守備は練習しただけ上手くなる
井端弘和選手の現役当時の守備は、ライバルの名手・宮本慎也選手(ヤクルト)や鳥谷敬選手(阪神)を抑え、ナンバーワン遊撃手として一世を風靡した。「守備の匠」の技を伝授願おう。
外野の名手は、高橋由伸選手
―― 内野手の井端さんの現役時代、荒木さんから見た外野の名手というと、誰が思い浮かびますか。
井端弘和の答え
高橋由伸選手(巨人)はバランスがよかったです。打球へのチャージ、捕ってから送球までの速さ、強肩、送球の質。地肩が強いだけの選手はたくさんいましたが、中継の内野手が捕りやすい球を投げてくれるのは由伸選手が一番でした。
ほかにも平田良介選手(中日)、他チームでは上林誠知選手(ソフトバンク)、最近では辰己涼介選手(楽天)が名手として思い浮かびます。
【出典】『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』 著:井端弘和
【書誌情報】
『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』
著:井端弘和
侍JAPANの日本代表監督、井端弘和氏が指導する少年野球の基本的プレー解説書。野球の根幹になる「打つ」「走る」「投げる」「守る」の4つのプレーに関して、初級・中級・上級の難易度別にステップアップできるよう写真とイラストで丁寧に解説します。世界を代表する選手も、日本の部活でプレーする選手も、この4つの基本に関して特別違うことをするわけではありません。確実にプレーを習得しステップアップしていくことで、世界レベルの基本に迫れます。「教えて井端さん」の野球コラムも章ごとに掲載。少年野球をプレーする生徒、指導者にとって、基本を見直したり、知ってるようで知らなかったプレーを見直す、必読の一冊です。
公開日:2024.07.30