効率よく上手になるにはプロと徹底比較する!
プロの綺麗なスウィングを目指すのが手っ取り早い
会社の先輩に連れていってもらった最初のラウンドでは、180を叩きました。そのとき私は、入社間もない24歳。その後、オジサンに負けるのは悔しいと思い練習を始めたのですが、サラリーマン故、練習時間は限られていました。そんな中で、どうすれば効率よく上手になれるか。導き出した答えは、練習場で自らのスウィングを撮影してプロのスウィングと徹底的に比較することでした。
人それぞれに合うスウィングというものがあると思いますが、大人から始めて効率良く上手くなるためには、ある程度〝きれいなスウィング〞を目指すことが最も手っ取り早いのではないかと。形にこだわりすぎるのは良くないという考えがあるのも知っていました。しかしその一方で、ただ球を打っているだけでなかなか上達できない人が周りにはたくさんいました。プロの真似は、今でも続けています。
常にパープレーで回るようなレベルなら新しいものを取り入れることに躊躇したかもしれませんが、現時点で失うものは何もありません。だから今も練習では、毎回といっていいほどスウィングを壊し続けています。それぞれに考えはあると思いますが、真似から入るのも決して悪くはないと思いますよ。
出典:『サラリーマンが週1回50球の練習でスコア70台を出した上達法』著/坂元龍斗
【著者情報】
●坂元龍斗
関西テレビ放送アナウンサー。早稲田大学卒業後、関西テレビ放送に入社。報道リポーターなど本業の傍ら、趣味であるゴルフのYouTubeチャンネルを開設し、日々探求を続ける。ベストスコアは76。
【書誌情報】
『サラリーマンが週1回50球の練習でスコア70台を出した上達法』
著者:坂元龍斗
関西テレビ現役アナウンサーでありながらアマチュアゴルフYoutuberでもある坂元龍斗氏の初書籍。ゴルフへの探究心、アマチュア目線、アナウンサーだからこその表現力により、今大きな注目を集め、理論や動作解説の分かりやすさがNo,1との声も上がるゴルフYoutuberであり、アマチュアゴルフファーだからこそ伝えられる読者側の視点に立った新たなゴルフ実用書。本書のコンセプトは「無駄な球を打たず動画を撮ってプロとガンガン比べろ!」。限られた時間とお金の中で、練習内容をどのように効率化し、どのように効果を最大化させているか…。本書ではそのコンセプトを元にチャンネル内で好評な練習法をより詳しく解説し、著者ならではのアマチュア目線や実体験からの感想を随所に取り入れ、同様にチャンネル内で人気コンテンツとなっているプロとアマの違い、比較も取り入れ、上達の「気づき」を散りばめた内容となる。
公開日:2024.03.01