こんなにも体にいい!薬味の「効能」と「使い方」一覧②【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
玉ねぎ:抗酸化作用の強いケルセチンが豊富
玉ねぎに多く含まれている栄養素のケルセチンは強い抗酸化作用があり、血圧や血糖値のコントロールが期待できます。また、血液をサラサラにする効果を持つ硫化アリルも豊富に含まれています。この硫化アリルは優れもので食欲増進や、エネルギー代謝に必須のビタミンB1の吸収と活性化を助けます。
万能ねぎ:β‐カロテンは長ねぎの20倍以上
基本的な健康効果や栄養価は、前述の長ねぎと大きく変わりません。ただし抗酸化作用の強いβ‐カロテンは豊富で、長ねぎの20倍以上とも言われています。和食や中華にたっぷりと使って老化やがんを予防しましょう。
ニラ:貧血に強い香味野菜
万能ねぎよりもβ‐カロテンの含有量が多く、野菜のなかでもトップクラス。ビタミンC、ビタミンEに加え、貧血対策に欠かせない葉酸も豊富です。ただし、アリシンの刺激が強いため、食べすぎには要注意です。
レモン:料理をサッパリさせて健康に!
揚げ物や焼き魚をサッパリさせ、サラダや和え物などにも合う慣れ親しんだ薬味です。ミネラルの吸収を促進するクエン酸、抗酸化作用の強いビタミンCやポリフェノール、リラックス効果を生み出すリモネンが豊富に含まれています。
ゆず:皮を和食にあしらって栄養素を摂取
栄養素は皮に多く含まれます。生活習慣病の予防に効果のあるヘスペリジン、抗酸化作用のビタミンC、整腸作用のペクチンが代表例。皮をそいで千切りやみじん切りにし、和食にあしらえば摂取しやすくなります。
カイワレ:さまざまな栄養素が豊富
ビタミンC、ビタミンE、β‐カロテンなどの抗酸化作用の強い栄養素が豊富。消化酵素も多く、胃腸の働きをサポートします。ピリッとした辛味とさわやかな香りが汁物やサラダ、和え物などのアクセントに。
スプラウト:ポリフェノールの一種が強く作用
栄養価の高い発芽野菜。とくにポリフェノールの一種であるスルフォラファンは抗酸化作用や血糖値の改善、肝臓の働きをサポートしてくれます。カルパッチョやマリネといった生の魚料理と相性抜群の食材です。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
『1週間で勝手に〇〇』シリーズ最新刊!勝手にどんな病気・風邪にも負けない体になる食事&健康法を大公開!
コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2024.08.21