Jリーグの年棒は3つのランクに分けられている
日本でプロサッカー選手になるためには、Jリーグに加盟しているクラブに入団しなければいけません。Jリーグではプロ野球のようなドラフト会議は行われておらず、各チームがスカウトなどを通じて選手を獲得しています。「プロになりたい」と思うなら、大会で活躍してスカウトの目に留まるようにしなければなりません。
「トライアウト」「セレクション」と呼ばれる入団テストに合格することで、プロへの道を進み始める選手もいますが、Jリーグのクラブが入団テストを実施することはほとんどありません。ただし、Jリーグ入りを目指すクラブが入団テストを行うことはあります。そのクラブに所属して、Jリーグ昇格が達成できれば、プロ契約を結べる可能性が出てきます。
プロサッカー選手の給与は年棒制です。Jリーグでは、契約に関するルールが細かく決められていて、選手の能力や活躍度によってA〜Cの3つのランクに分けられています。
A契約は1チーム25人までで年棒に上限がありません。そのため1億円以上を稼ぐ選手もいます。B契約とC契約は年棒の上限が480万円で、通常新人はC契約を結びます。公式戦において規定の出場時間をクリアすればA契約にランクアップすることができるのです。
なお、年俸は「基本給」と「出場・勝利給」を組み合わせたもので、その割合はクラブの規模や経営状況によって様々です。出場給は出場した場合に支給されるお金で、勝利給は勝った場合に支給されるお金です。ですから、怪我などで試合に出られなかった選手は、年俸の満額をもらえないのです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』
プレママ・ママの不安は子どもの「教育」と「お金」
親が不安に思うことは、まだよく見えない教育にかかるお金とその準備。
子どもには自分の好きな道を進んでほしいし、いろんな選択肢を揃えてあげたいですよね。
実際にママたちはどんなことを不安に思っているのでしょうか?
ママたちが「教育」や「お金」が不安なのは、子どもに安定した幸せな生活を送ってほしいから。
でもいい大学を出ていい企業に入れば本当に幸せになれるの?
教育のプロ、ドクトル松永に聞きました。
これからの社会で活躍できるのは、自分から問題を見つけ、それを解決するために多様な人々と協力して取り組める「主体性」を持った人!
その力をつけるのにぴったりなのが、面白いと思ったことを自らの意思で掘り下げていく勉強の仕方=アクティブ・ラーニングなのです。
家庭で子どもの「主体性」を育むには、子どもの夢を応援することがカギになってきます。
子どものなりたい職業ランキングも夢を目指すための体験も、子どもが成長した10年後も今と同じではありません。
これまでのマネープランの王道は、お金がかかる大学進学時期に備えて子どもが小さい時期にお金を貯めるというものでしたが、昔と今では、そのペース配分も変化してきています。
変化の激しい時代の中、見えない未来へと備える姿勢と覚悟が親には求められます。
教育とお金の話ハンドブックでは「子どもの教育資金をいくら貯めるか」だけでなく、どの段階に力点を置いて子どもに教育費をかけるのかについても解説しています!
この小冊子では、今の教育とお金についてのトレンドをわかりやすく解説。最適なマネープラン作りにお役立ていただける一冊です。
【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一
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公開日:2022.10.25