むしろ流れが滞るのに水太りを恐れて水分摂取を控える
確かに、水太りは怖いですよね。でも落ち描いて。水太りは、水の飲みすぎが原因ではありません。汗や尿として排出されるべき老廃物が体にたまっている状惑のことを言います。そのため、むしろ水太り対策には水を飲んで流れをよくすることが大切です。
水分を摂って血行がよくなると、むくみが取れるだけではなく、栄養や酸素が体を巡るスピードが上がるため、細胞が活性化して新陳代謝も上がります。つまり、痩せやすくなります。
ではその水は、1日あたりどのくらいの量を摂るのが適切でしょうか。目安は体重(kg)✕30ml。もし体重50kgなら1500mlになりますよ。ですがすべての水分を純粋な水から摂るわけではないので、1日に1.2~1.5lをおすすめします。
ただし、一気に飲むと、腎臓に負担がかかったり、胃液を薄めて満化に悪影響を与えたりしてしまうので少しずつにしましょう。
また、今まであまり水分を摂っていなかった人が、急にたくさん摂ると体に負担がかかりやすくなるので、まずは1日1lを目標に始めましょう。
夏場は汗で水分が失われやすく、熱中症を予防する観点からも、より多くの水分を摂ることがおすすめです。さらに、入浴の前後や起床後にも水分補給を心がけるとよいでしょう。
ちなみに無糖の炭酸水は、満腹感を得やすいので、ダイエットのお供の水分としておすすめです。
水を飲む3つのメリット
1日の目安 1.2~1.5l(純粋な水)
ルール1 美肌効果
水を飲むと、体の老廃物が排出され、新陳代謝が活性化される。すると、肌の潤いがキープされ、乾燥による肌の老化を防ぐ。肌がいきいきとなり、肌もよくなる。
ルール2 むくみ解消
水を飲むとむくみやすいとよく言われるが、むくみ解消にはこまめな水分補給は必要。水を飲むことで、血液の循環が促進され、体の余分な水分が排出されやすくなる。
ルール3 ダイエット効果
常温の水をこまめに飲むことで、体が温まって血液の巡りがよくなり、細胞が活性化する。すると、基礎代謝が上がり、脂肪燃焼がアップする。
体重別 水分摂取量の目安
水分摂取量=体重(kg)×30ml
例)体重50kgの人
50×30ml=1500ml
まとめ
純粋な水を1日に1.2~1.5l飲む(無糖の炭酸水でも)
【出典】『カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣』著:治療家・ダイエットコーチ 野上 浩一郎
【書誌情報】
『カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣』
著:野上浩一郎
「カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣」では、無理なダイエットではなく、長期的に痩せやすい体質を作るための生活習慣の改善を提案しています。食事、運動、睡眠などをバランスよく整え、ストレスを減らすことが重要。小さな習慣を積み重ねることで、健康的な体を維持し、人生全般の質を向上させる方法が紹介されています。効率よくダイエットを行いたい方におすすめの1冊です。
公開日:2024.10.15