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新庄監督の一言でプチブレイク!今季大ブレイク間違いなしの清宮幸太郎

Text:小林雄二

覚醒期待のスーパースター候補は誰!?2023プロ野球ブレイク候補を青田買い!

鳴り物入りでプロ入りした選手もいれば、彗星のごとく現れたニューヒーロー型や育成からの成り上がり型まで、今年は投打12人のブレイク候補をご紹介。意図したわけではありませんが今回はスケール感たっぷりの選手が揃いました。

オフのマッチョ化計画で今季は北の大地で大暴れ!?

清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ)
■ブレイク確率:90%


5年目の2022年シーズンは127試合に出場し打率・219、89安打、18本塁打、55打点。すべてキャリアハイ&規定打席にも初到達でブレイク…といいたいところだが、高校通算111本塁打をぶっ放しドラフトで1995年の福留孝介に並ぶ高校生最多タイの7球団競合という肩書き&怪物ぶりを考えれば、まだプチブレイクかな…ということでピックアップ。

そのはじまりは昨秋キャンプでのBIGBOSSのひとこと、「デブじゃね?」でしたな。昨季の清宮はファームで19本塁打を放ちながらもプロ入り初の1軍昇格なし。前出のセリフはそんな清宮のケツに火をつけたようでファンも驚く「10キロ減量」で今季に臨むなど、一皮ぺろっと剥けました。

オールスターでのサヨナラ本塁打や9月27日ロッテ戦の美・満塁本塁打などはその一端。今オフは「マッチョ化計画」もあるそうで、そこには「(球を)捉える能力とか角度は持っている。ヘッドスピードとバットスイングがプラスされたら詰まってでも放り込めるんじゃないか」(新庄監督)という目論見があるという。来季、我々の想像を遥かに超える清宮が見られるかも。

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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