今季10度目のマルチヒット記録した菊田拡和
5月10日にロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「5番・三塁」で先発出場した菊田拡和は、4打数2安打1死球と、今シーズン10度目のマルチヒット記録し、1軍昇格へアピールした。
6回、2アウト1塁の場面で打席に立った菊田拡和は、千葉ロッテマリーンズ先発の土肥星也の初球140キロのストレートを捉え、センターへのツーベースヒットを放つ。さらに9回1アウト1塁の場面では、廣畑敦也の3球目140キロのカットボールをライトへ運び、1アウト1、3塁のチャンスを演出し、喜多隆介のタイムリーヒットを呼び込んだ。
1軍に昇格し、早速マルチヒットと結果を残した中田翔が2軍にいる間、菊田拡和は中田翔のホームランの数々に大いに刺激をもらった。
その刺激を力に変えた菊田拡和は5月に入り、32打数11安打4打点1HR1死球、打率.344と打撃好調を維持している。
刺激を与えているのは中田翔だけでなく、2001年生まれで佐々木朗希世代となる菊田拡和は、佐々木朗希の完全試合など同い年で1軍で結果を残す投手陣からも大きな刺激を受けているはずだ。
高校通算58HRの菊田拡和が、1軍昇格を果たし、佐々木朗希世代は野手もすごいと思わせられるような結果を残し、大ブレイクを果たしてもらいたい。
公開日:2022.05.11