4号ソロホームラン放った秋広優人
8月9日にロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「6番・左翼」で先発出場した秋広優人は、4打数3安打2打点1HR1四球。4号ソロホームランを含む今シーズン2度目の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
2回、先頭打者で打席に立った秋広優人は、千葉ロッテマリーンズ先発の美馬学の初球ストレートを完璧に捉え、4号ソロホームランを放ち、巨人打線に火をつけ、ウィーラーの満塁ホームランを呼び込んだ。
さらに、6回再び先頭打者で打席に立った秋広優人は、千葉ロッテマリーンズ2番手・小沼健太の2球目150キロのストレートを捉え、ライトへツーベースヒットを放ち、次は山瀬慎之助のタイムリーヒットを呼び込んだ。
最後は、7回1アウト3塁のチャンスの場面で、再び小沼健太の2球目119キロのカーブを弾き返し、今度はセンターへタイムリーツーベースヒットを放ち、一挙4点の猛攻に繋げた。
今シーズン2度目の猛打賞を記録した秋広優人は、チャンスの場面でヒットを量産し、千葉ロッテマリーンズから12得点を奪った巨人打線を波に乗せた。
秋広優人は、規格外のパワーで松井秀喜の後継者候補として、今シーズンから背番号55を背負う、近未来のスラッガー候補。
打席に立つ姿は、まるで大谷翔平のようと評され、阿部コーチも丸佳浩の次にセンターのレギュラーを、と期待を寄せる逸材だ。
秋広優人には、チャンスを呼び込み、ものにできるバッティングにさらに磨きを掛けてもらい、今シーズン初の1軍昇格を果たし、ド派手な1軍初ヒットを放つ姿を期待したい。
公開日:2022.08.10