阪急杯(2月28日 阪神11R)芝1400m
過去10年、1番人気は〔222〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔413〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
近4年は、7、7、11、6番人気が優勝。波乱の度合いが上がって来ているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
海外GⅠの香港スプリントから〔200〕。
交流GⅠのJBCスプリントから〔010〕。
マイルCSから〔002〕。
阪神Cから〔342〕。
シルクロードSから〔210〕。
京都金杯から〔121〕。
京都牝馬Sから〔010〕。
東京新聞杯から〔002〕。
京阪杯から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
芝のOPから〔101〕。掲示板確保の馬。
ダートのOPから〔001〕。5着馬。
3勝クラスから〔100〕。連勝中の馬でした。
連対20頭中16頭に、重賞3着以内があり、そのうち13頭に重賞勝ちがありました。
重賞に掲示板がない馬は3頭。この3頭は、近2走のいずれかで、3勝クラスを勝ち上がった馬です。
連対20頭中、16頭に芝1400mでの勝ちがあり、残る4頭中2頭は芝1200mで5勝以上を上げていました。
芝1600mに勝ちがあるのは12頭。芝1800mに勝ちがあるのも2頭。長い距離への適性も必要なようです。
加えて、連対20頭中、12頭に阪神芝での2勝クラス以上に勝ちがあり、3頭に阪神芝での重賞3着以内がありました。
牝馬は〔122〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔134〕、5歳〔522〕、6歳〔332〕、7歳〔111〕、8歳〔011〕。
5歳、6歳の順にいいようです。
逃げも、追い込みも決まります。展開をしっかり読みたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.02.25