富士S(土曜・東京)芝1600m
過去10年、1番人気は〔310〕、2番人気は〔301〕、3番人気は〔141〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
毎年、1~3番人気が連対するものの、1番人気と2番人気、1番人気と3番人気のワンツーは1回もなし。ゆえに、馬連はすべて1000円以上の配当になっています。
ステップレースは実に様々。まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔120〕。
ヴィクトリアマイルから〔102〕。
オールカマーから〔002〕。
京成杯AHから〔231〕。
その他、皐月賞、毎日王冠、セントライト記念、札幌記念、関屋記念から勝ち馬が。
NHKマイルC、新潟記念、ラジオNIKKEI賞、ダービー卿CT、エプソムCから2着馬が。
マイラーズC、中京記念から3着馬が出ています。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔102〕。こちらも人気、着順は不問。
また、3勝クラス勝ち馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、芝1600mに勝ちがあるのは18頭。残る2頭には、1600mではない距離での、東京芝の重賞勝ちがありました。
また、連対20頭中、15頭に芝1600m~1800mの重賞での勝ちがあり、残る5頭にも同距離重賞での2、3着がありました。
距離と重賞の実績は必須のようです。
牝馬は〔122〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔322〕、4歳〔542〕、5歳〔236〕、6歳〔010〕。
3~5歳の3世代で、中でも4歳馬がやや優勢なようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.10.22