栄枝裕貴が意地のタイムリーヒット

3月20日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「6番・捕手」で先発出場した栄枝裕貴は、4打数1安打1打点。タイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

9回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で、打席に立った栄枝裕貴は、中日ドラゴンズ3番手・石森大誠の2球目140kmストレートを捉え、センターへタイムリーヒットを放った。

岡田監督から野球勘を磨けと課題を出されていた栄枝裕貴が、チャンスの場面でしっかりと結果を残した。

肩の強さはチームNo.1の栄枝裕貴は、坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入るべく、課題の打撃を2軍で磨いている。

梅野隆太郎が1軍復帰までまだ少し時間がかかる今、1軍昇格を果たし、坂本誠志郎を脅かす存在になってもらいたい。