小幡竜平が3出塁で勝利に貢献
6月18日、阪神甲子園球場で行われた日本ハムファイターズ戦に、「8番・遊撃」で先発出場した小幡竜平は、2打数1安打2四球。16日のソフトバンクホークス戦から2試合連続の遊撃スタメン起用で、ヒットに2四球と3出塁で阪神タイガースの勝利に貢献し、木浪聖也の代役として遊撃スタメン起用継続へアピールした。
9回、2アウト走者なしの場面で打席に立った小幡竜平は、日本ハムファイターズ6番手・マーフィーの初球パワーカーブをライトへ運ぶヒットを放ち、出塁。5回と7回にもフォアボールを選び、何度もチャンスを演出した。
6回、ノーアウト1塁の守備では、三遊間へのゴロを捕球するも、スリップしたため体勢を崩したが、体は宙に浮きながらも二塁送球し、きっちりとフォースアウトをもぎ取る好守を披露した。
小幡竜平が2試合連続の遊撃スタメン起用が続く背景には、木浪聖也が15日に行われたソフトバンクホークス戦の9回に、ダーウィンゾン・ヘルナンデスから背中付近に死球を受け途中交代し、検査の結果、「左肩甲骨骨折」と診断され、16日に出場選手登録を抹消されたからだ。
今シーズン主に「8番・ショート」でスタメン出場し、6月15日までに60試合に出場し、打率.209、1本塁打、13打点を記録していた木浪聖也に出場機会を奪われていた小幡竜平だがここにきてチャンスが訪れている。
小幡竜平には木浪聖也不在をチャンスに変え、攻守で存在感を放ち、阪神遊撃スタメンの座を奪い取るほどの活躍に期待したい。
公開日:2024.06.19