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肥満はたんぱく質不足が原因?【内臓脂肪の話】

Text:栗原毅

アルブミン値で健康状態を見定める

筋肉はエネルギーを多く消費する器官です。呼 吸をする、心臓を動かすなど、生命の維持に必要 となるエネルギー量(基礎代謝量)のうち、筋肉 が3〜4割を消費するとされています。筋肉には 脂肪をエネルギーに変えて消費する機能もあるた め、筋肉量が増えれば痩せやすく太りにくい体質 になります。

筋肉を増やすためには、筋力トレーニングなど の運動に加え、筋肉のもととなるたんぱく質を十 分にとることも大切です。たんぱく質が十分に足 りているかは、「アルブミン」の数値が目安になり ます。

血液中に含まれるアルブミンは、たんぱく質の 一種。主に人間の体内でアミノ酸を体中の組織に 運ぶ役割を担っており、アルブミン量が十分にあ れば筋肉を維持することができるとされています。 理想の値は5.0〜5.3g/㎗で、4.4g/㎗ 以上あれば筋肉が増えはじめます。また、アルブ ミン値が高いほど健康で、長生きであることもわ かっています。一方、3.6g/㎗以下だと体の 機能が衰弱するといわれています。

アルブミン値を見れば、たんぱく質の摂取量が 足りているかに加え、健康状態もわかります。内 科や消化器内科、糖尿病内科などがある医療機関、 人間ドッグの血液検査で調べることができるので、 気になる方は受けてみてはいかがでしょうか。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
著:栗原毅

シリーズ累計発行部数150万部突破!ダイエットでも健康でも超重要な『内臓脂肪』をテーマに、速攻で落とせる方法を医師が解説する図解シリーズ最新作! 新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になって健康状態が悪化してしまう人も多くいます。 そこで問題なるのが『内臓脂肪』。ゆるキャラみたいなかわいいぽっこりおなかになってきた……と悠長に考えている場合ではありません。 内臓脂肪の増加は見た目の変化だけでなく、放置すると健康状態に様々な悪影響が出てきます。 本書ではそんな内臓脂肪が増えてしまう理由から、速攻で落とす食事法まで、すぐに使える超実用的な情報を幅広く紹介します。 『内臓脂肪の前に脂肪肝が問題』『内臓脂肪を減らすには緑茶を飲むのが最短ルート』『お酒を飲みながら内臓脂肪を減らす方法』など、 今日から使える知識が満載です!痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。