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アマチュアゴルファーのアプローチが寄らない見落としがちな最大の要因とは!?【伊澤秀憲の寄るアプローチショットの真実!】

寄るアプローチショットの真実!アプローチは〝4要素〟で寄る!

〝4要素〟で考えれば最適なアプローチショットは自ずと導き出される。今回はシチュエーションごとの実践編!スコアアップ直結です!

「状況判断」なくして〝寄る〟ことはない!

●打つ〝前〟が大事
アプローチは「飛ぶ」「飛ばない」「左に行く」「右に行く」の4要素で考えることを前号まででお伝えしましたが、打ち方を決めるにあたってなにより大事なことは「状況判断」です。

まずはボール地点の傾斜や芝目、ボールの沈み具合(同時に地面の硬さ)を確認し、続いてボールの落とし所(着弾地点)の地面の傾斜、芝目、硬さ、さらにはグリーンの傾斜や速さ、ピン位置などを確認します。つまり傾斜とひと言に言っても、ボール地点、ボールの落とし所、グリーンの3つの傾斜を見る必要があるわけです。

例えばボール地点の傾斜が左足上がりであれば「飛ばない」要素になりますが、ボールの落とし所が下っていればそれは「飛ぶ」要素になり、同じ傾斜でも相反する要素が混在していることになります。さらに、ショットでは風向きを気にする方も多いですが、アプローチで気にする方は少ないのではないでしょうか?アプローチにおいても風向きは留意しなければなりません。

つまり、「状況判断」とはそれだけ確認するべき点が多く、複雑なものだということです。アマチュアゴルファーの多くがアプローチが寄らない理由が打ち方や経験、感性の良し悪しだと考えているようですが、まずもって「状況判断」を疎かにしていることが大きな要因です。まずは「状況判断」、これを肝に銘じてください。

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