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低炭水化物ダイエットは本当にいいの?

Text:土田隆

炭水化物の摂り過ぎは確かに問題゙

内臓脂肪を減らす、あるいはつきにくくする方法として、炭水化物を制限する「低炭水化物ダイエット」が話題になりました。ごはんやパンなどの主食は避け、その代わりにたんぱく質と脂質をたっぷり摂る、という食事法です。

痩せるためだけでなく、普段から続ける健康法としても注目されました。そこまで厳密でなくても、ごはんを減らすとか麺類をハーフサイズにするなど実践している人も多いかと思います。実際、炭水化物を控えるダイエットが効果的であることは世界中の医学誌で発表されていますし、炭水化物を摂り過ぎないようにするのは大事です。

ただ、炭水化物は生きていくのに欠かせないエネルギーであり、炭水化物を極端に減らすと体が危機を感じて、エネルギーを体脂肪として溜め込みやすくなってしまいます。

また、炭水化物を控えると肉類などのたんぱく質を増やすことになりますが、肉類を多く摂る欧米型の食事は大腸がんのリスクが高いことが知られています。結局、炭水化物の摂り過ぎも肉類の摂り過ぎもリスクがあるわけです。

それでも、現代はラーメン+チャーハン+餃子のように炭水化物の過剰な食事が溢れていますので、簡単に炭水化物を摂り過ぎてしまいます。「炭水化物を制限する」くらいの気持ちがちょうどいいのかもしれません。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆

シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。