成績を落としていた4選手
北海道日本ハムファイターズで主力選手であった大田泰示、西川遥輝、秋吉亮の3選手がそれぞれ移籍した。昨季シーズン途中に巨人に移籍した中田翔を含めると、主力4選手が北海道日本ハムファイターズから移籍したことになる。
この改革は必要だったのかを、北海道日本ハムファイターズOBの岩本勉氏に尋ねたところ「必要でした。必要だと思わせた選手が、物足りなかった」と答えてくれた。
大田泰示は20年は14本塁打・打率.275と存在を示したが、21年は3本塁打・打率.207と明らかに物足りなかった。 西川遥輝も20年は盗塁42の打率.304から、21年は24盗塁・打率.233と数字を落とした。 秋吉亮は20年33試合登板も防御率は6.37。21年は10試合登板にとどまった。
そして中田翔は20年31本塁打108打点で3度目の打点王を獲得するも、21年は北海道日本ハムファイターズで39試合4本塁打13打点と低迷。不祥事で巨人に移籍後も、34試合3本塁打7打点と、寂しいの一言だった。
大田泰示は横浜DeNAベイスターズへ、西川遥輝は東北楽天イーグルスへ、秋吉亮は独立リーグ福井ネクサスエレファンツで再スタート(※取材時は、秋吉亮の移籍発表前)。中田翔は読売ジャイアンツで2年目となる
「もう一度奮起してほしい。今シーズン、意地を見せて欲しい。野球人として死ぬほど頑張れよ」と、岩本勉氏は声援を送った。4選手の今季に期待したい。
収録:22年1月11日
公開日:2022.02.21