コラム

原価率4割以上でも赤字にならない!激安飲食店の儲かるカラクリとは?【経済の話】
原価率4割以上でも赤字にならない 一般に飲食店の原価率は30%以下が定石です。そうしないと、人件費、家賃、水道光熱費などが売上を超え赤字になります。しかし、ファストフードの代名詞のハンバーガー、牛丼、回転寿司では、看板メ […]

街の不動産屋がお客が来なくても潰れない「名ばかり管理」の実態とは?【経済の話】
街の不動産がやっている「名ばかり管理」 日本の不動産需要は減少傾向です。総務省が5年毎に公表する「住宅・土地統計調査」では2013年の全国の総住宅6063万戸のうち、820万戸が空き家です(空室率13.5%)。調査の度に […]

原価10円の化粧品が高額で売れる秘密とは!?【経済の話】
化粧品の原価はとても安いけれど 2017年の化粧品業界の市場規模は約2兆5千億円。このうち、資生堂、花王、コーセー、ポーラ・オルビスの大手4社がシェアの7割を押え、残りを中小・零細の千数百社が奪い合う構図です。化粧品の原 […]

男女ともに魅力的に映す効果があるモテ色とは!?【経済の話】
色彩がもたらす人間への影響力とは? 人間の行動に及ぼす色彩の力は侮れません。たとえば、病院は青や白といった寒色系や無彩色カラーを天井や壁に使い、清潔感を表わします。ファストフード店では、お客を早く回転させるため、滞在時間 […]

高級ブランドが7割引きで売っても儲かるアウトレットモールの賢い仕掛けとは!?【経済の話】
アウトレットは本当におトク? 高級ブランド品には根強いファンがついています。高価なモノを持つことで、自己顕示欲が満たされ(ウェブレン効果)、高級ブランド品にふさわしい自分といった気分に浸れるからです(自己拡張・拡大効果) […]

売上UPに繋がるマーケティングをする上で知っておきたい音の3つの効果とは!?【経済の話】
行動経済学は人間の非合理行動を解明する 感性マーケティングで重要なものに、人の聴覚を刺激するBGM(背景音楽)効果があります。スーパーや百貨店、レストランやリラクゼーション施設ではBGMが欠かせません。それは消費を促進さ […]

消費行動に影響を及ぼす「プライミング効果」とは!?【経済の話】
行動経済学は人間の非合理行動を解明する プライミングとは、点火薬、起爆剤、呼び水といった意味の単語です。行動経済学でマーケティングを論じる際にも登場する言葉のひとつです。 たとえば、暑い夏を連想させる写真を何枚か見た後で […]

ポジティブな言い方よりネガティブな方が購買促進できる「フレーミング効果」とは?【経済の話】
行動経済学は人間の非合理行動を解明する メッセージには、ポジティブな内容のものとネガティブな内容のものがあります。いずれも人間の行動心理に影響を与えます。 太っている人に、ダイエット食品を薦める場合、「このサプリを食べる […]

多くの人の行動を変えたい時に簡単に誘導できる「ナッジ理論」とは?【経済の話】
行動経済学で注目の「ナッジ理論」 2017年にノーベル経済学賞を受賞し、注目を集めたのが、シカゴ大学の行動経済学者リチャード・セイラー教授の「ナッジ理論」でした。ナッジとは、「軽く肘で突く」といった意味です。 人の意思決 […]

人がギャンブルなどで大負けしてしまう行動経済学的理由とは?【経済の話】
行動経済学は人間の非合理行動を解明する 従来の経済学は、人は常に合理的に行動することが前提のモデルで成り立っています。しかし、実際の人間は必ずしも合理的に行動するとは限りません。ここに着目したのが行動経済学です。 つまり […]

報酬がやる気を損なう原因になることがある「過度の正当化」とは?【社会心理学】
人は報酬や罰を与えることで好奇心を失う 「動機付け」という言葉を知っていますか? ある行動を引き起こすのに必要な心の働きのことで、最近では社員の生産性を高めるために仕事に対する動機付けを行い、成果を上げようとする企業が増 […]

生産性を上げるカギは労働条件?人間関係?【社会心理学】
期待されていると意識することで能率が高まる 当時主流だった照明の照度や休憩時間などの物理的な労働条件が、生産性に影響を与えるという考え方に基づいて、メイヨーらは1924年から8年間、アメリカの工場で「ホーソン実験」を行い […]