コラム

セントラルドグマってなに!?【病理学の話】

転写、翻訳の順でDNA情報が解読される DNAは遺伝情報を持っていますが、DNAそのものが何らかの機能を持っているわけではありません。情報はタンパク質を介して発揮されます。 1958年、DNAの二重らせん構造を発見した科 […]

生命の設計図といわれるDNAの重要なルールとは!?【病理学の話】

4種類の物質が遺伝情報を左右する 細胞の核内にある染色体の中には、人の外見や脳の働き、寿命などに影響を与える遺伝子が入っており、さまざまな遺伝情報を親から子へと伝えます。 遺伝情報は染色体の「DNA」に蓄えられています。 […]

ユニークな細胞小器官の働きとは!?【病理学の話】

小胞体、ゴルジ体、リボソーム、リソソーム 私たちの体はたくさんの細胞で成り立っている「多細胞体」です。細胞はその特徴から、核を持った細胞「真核細胞」と、核のない「原核細胞」に分けられます。 原核細胞からなる原核生物は核が […]

細胞を支える小器官たちの働きとは!?【病理学の話】

ミトコンドリアはエネルギーを生みだす 細胞をもう少し詳しくみると、原形質と呼ばれる半流動性の水分の中に粒子の大きな別の物質が溶けている「コロイド溶液」からなっています。 核やゴルジ体、ミトコンドリアなどのさまざまな形態や […]

細胞はいろいろな顔をもっている!【病理学の話】

細胞が集まって、体の組織ができる 細胞の種類は、250〜300種類といわれますが、体全部の細胞40兆個のうち、意外なのは6割以上が「赤血球」ということです。 血液細胞(血液)には、赤血球、白血球、血小板の3つがあり、赤血 […]

人の体をつくる40兆個もの細胞とは!?【病理学の話】

細胞にも寿命があり、自殺もする 細胞とは、私たちの体をつくっている生命の最小単位で、脂質の膜で囲まれた袋です。ヒトの体は約40兆個もの細胞が集まってできていて、細胞一つひとつはしっかり呼吸をして生きています。 1個の細胞 […]

アイデアが次々と湧く脳になる方法とは?【脳の話】

「アハ!体験」でひらめきのクセをつける ある大手のおもちゃメーカーでは、新入社員にアイデア出しのトレーニングをさせるそうです。学生時代、おもちゃについて真剣に考えたことなどなかった人がほとんどですから、はじめは1日中考え […]

ひらめきを忘れない方法とは?【脳の話】

ひらめきを定着させる仕組みがある 厄介なことに、ひらめきはいつ起こるかわかりません。そこで、脳には、いつ起こるかわからないひらめきを逃さないために、ひらめきを定着させるための回路が備わっています。 前頭葉に、前部帯状回と […]

ひらめきを生む原動力は、一体なに?【脳の話】

記憶の編集力こそがひらめきの原動力 創造性とは「無から有を生み出すこと」ではありません。これと同様に、ひらめきを生むためには記憶を司る側頭葉に、ある程度の準備ができていないといけません。 その準備というのは、「学習する」 […]

ひらめきを邪魔するものって、何?【脳の話】

「頭がよくない」という思い込み 「私は頭が悪いし、ひらめきなんて無理」と思い込んでしまうのには、いくつか理由があります。 理由の1つが、学校教育の影響です。テストの成績で能力を評価するシステムでは、ひらめきなどは評価され […]

「ひらめき回路」を鍛える方法とは?【脳の話】

鍛えれば誰でもひらめき王になれる! ひらめいたり、とびっきり斬新なアイデアを思いついたりするのは、特殊な才能のように思っていませんか? でも、それは違います。 ひらめきはどんな人の脳にも、もともと備わっている能力なのです […]

ひらめきの瞬間、脳内で何が起こっているのか?【脳の話】

前頭葉は驚くが、側頭葉はシーン ひらめきというのは、自分にとっても予測のつかないもので、その瞬間、私たちは驚きすら感じます。しかし、驚いているのは、実は自我の中枢である前頭葉だけです。 側頭葉にとっては驚きでも何でもあり […]
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