コラム

それぞれの階からの眺めがある【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
空即是色(くうそくぜしき) 「空即是色」は、いうまでもなく「色即是空」を逆にいいかえたものです。「コップにスペースがなければ、そこに水は存在できない。逆に、水(など何らかのもの)を入れるのでなければ、スペースの意味がない […]

知っていると面白い!京都などで見られる「枯山水」の庭の極意とは?【建築の話】
砂を読み石を想うのが枯山水の庭 枯山水とは、水をつかわず、石と砂、少々の苔や灌木で山水の風景を表現した庭です。室町時代に発展した禅宗の影響が強く、禅の悟りを庭で表しているともいわれます。あまりにも抽象的な表現なので、とま […]

仏教が掲げた最もユニークな概念が「空」【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
色即是 空(しきそくぜくう) 「色即是空」は、あまりにも有名なフレーズです。仏教にことさら関心のない方でも、一度は聞いたことがあるでしょう。 すぐれた表現であり、存在感のある言葉ですが、般若心経のなかでの位置づけは、先の […]

古来より日本の都の場所はどのように決められたのか?【建築の話】
都の選地は四神相応という占いが重視された 日本各地の古都には共通点があるのをご存知ですか? いずれも川があり、街道がとおり、背景に山がそびえているのです。実はこれは偶然ではありません。こうした風景は、占いの条件に合致して […]

般若心経の「空」は「空性(くうしょう)」を意味している【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
空不異色(くうふいしき) 「色不異空」を逆にいいかえたものが、この「空不異色」です。色、つまり物質すべては「空」と異ならない(同じ)と述べたあと、「空」は物質すべてと異ならない(同じ)と念押ししているわけで、ますます混乱 […]

日本のお城にみられる沢山のスピリチャルな要素とは?【建築の話】
城は家相を考えて築かれた 家相は、土地や家の間取りによって住む人の運気や吉凶を占い、判断の助けとするものです。住宅だけでなく、お城でもその原理はまったく同じ。むしろ生死をかけた戦いの場であるお城だからこそ、運を味方につけ […]

「物質すべては空」とはどういうことか【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
色不異空(しきふいくう) 般若心経で、観自在菩薩は3回、「舎利子よ」と呼びかけています。漢訳では最後の呼びかけを省いていますが、原典では3回です。ということは、伝授の内容は大きく三つにわかれていると考えてよいでしょう。 […]

井上尚弥17連勝。怪物伝説継続中【二宮清純 スポーツの嵐】
「オレ、パンチないのかな?」 ドキドキとハラハラこそはボクシング観戦の醍醐味だ。 しかし、モンスターの異名をとる井上尚弥の試合に限ってはドキドキもハラハラもない。とにかく強過ぎるのだ。 もっとも、これは本人のせいで […]

日本のお城の最も重要な守りの要は〇〇?【建築の話】
城の守りは門で決まる 城の役割は敵の攻撃を防御することです。その要となるのは門でした。出撃の場であるということは、当然、敵に侵入されやすいところでもあるからです。この戦いの最前線をもっとも厳重にした形態が、濠を利用した枡 […]

舎利子に呼びかけながら答えが語られる【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
舎利子(しゃりし) 舎利子はサンスクリット語の発音では「シャーリプトラ」で、「シャーリという名の母の子」という意味。お釈迦様の十大弟子の筆頭で、「智慧第一」とも呼ばれるすぐれた人物です。 般若心経では、観自在菩薩の教 […]

日本のお城の場所は時代によって変化してきたって知ってた?【建築の話】
兵器の高度化と経済政策が城の形をかえた お城は建てられた地形から三つに分類することができます。戦国時代の山城、そして桃山時代以降につくられた平山城と平城です。名前からわかるように、山城は急峻な山の頂き、平山城は平地に近い […]

人が持つすべての苦から解き放たれた【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
度一切苦厄(どいっさいくやく) 「度一切苦厄」という部分は、現存するどのサンスクリット原典にもなく、玄奘より後代の漢訳にもありません。玄奘の前に般若心経を漢訳した鳩摩羅什(くまらじゅう)と玄奘の訳だけに存在します。 […]