日経平均株価ってよく聞くけど、何のこと?【図解 株式投資の話】
日経平均株価とは?
株の情報を集めていると「日経平均株価」という言葉をよく目にします。
日経平均株価とは、日本経済新聞社が算出・公表している株式指数です。日本の株式市場の代表的な株価指数の1つです。任天堂、トヨタ自動車、ソフトバンク、楽天などの、日本を代表するような企業の銘柄が組み入れられています。
では日経平均株価を見ることで何がわかるのでしょうか。
これは「国内株式市場の全体の動き」です。日経平均株価が上昇傾向になっていれば、国内株式市場全体も上昇傾向になっていることが多いです。日経平均株価が下落傾向になっていれば、国内株式市場全体も下落傾向になっていることが多いです。
このように、日経平均株価の傾向を見ることで、国内株式市場の全体の傾向がわかるわけです。
日経平均株価以外にも、国内を代表するような株式指数は複数あります。「TOPIX(トピックス)」「東証グロース市場Core(コア)指数」「東証グロース市場250指数」などがよく使われます。
私の場合は、株価指数から以下のことを把握するようにしています。
「上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジ(上がったり下がったりをくり返す状態)なのか」「高値を更新しているのか、安値を更新しているのか」これらを把握した上で、トレードの戦略を立てています。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.18