「最近、疲れが抜けないし、なんだかしんどい……。」
「病院で検査してもわからない謎の不調がある……。」
そう感じている方に、是非この本を手に取って頂けたらと願っています。何故なら、その疲れや辛い症状の原因が自律神経の可能性が高いからです。
そして、この乱れた自律神経を整えることによって、加齢に負けない健康で活き活きとした体を作ることが十分可能だからです。「自律神経」は、よく運動神経と比較されますが、簡単に説明してみると「自分の意思で動かせない心臓や血の流れなどの動きを司る神経」のことです。
私たちがこの世に誕生してからいまこの瞬間にも、あたりまえのように働いており、1秒たりとも休むことがありません。
この働き者の「自律神経」は交感神経と副交感神経とで構成され、健康な人なら昼間に交感神経が強く働きアクティブに動いて、夜に副交感神経が強く働き、ぐっすりと眠れるようになっています。
冒頭であげた「疲れがとれない」「なんだか不調」という人の多くは毎日の生活習慣や食生活、ストレスなど様々な因果関係により双方の働き方が乱れており、朝は起きられない、夜なのに眠れないなどの困った状態を招きます。
本書では、この自律神経が乱れる仕組みや改善方法をイラストと共に説明し、健康な精神、体へと導く道しるべとなるべく「生活習慣」、「食生活」、「心の持ち方(メンタル)」、「運動」と4つの角度から自律神経を整える方法を紹介しながら構成しています。
心も体も実年齢より若々しくなれるかは自分次第。
是非、楽しみながらセルフプロデュースしてみてみましょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』 著:小林弘幸
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸
シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。
公開日:2020.07.31