【ACTION 謝る】悪くなくても謝らないといけないときのフレーズ「こちらもきちんと確認すべきでした」
相手を一方的に責めないのが関係維持のコツ
寝坊しての遅刻や書類の作成ミスなど、仕事上で自分に非があった場合、相手に対して謝罪するのは当然のことです。では、こちらに落ち度がなかった場合でも謝罪すべきでしょうか?
例えば、相手の連絡ミスで大事な打ち合わせに参加できなかったとします。相手はきちんと日時の連絡をしており、こちらが一方的に打ち合わせをすっぽかしたと怒っていますが、そもそも自分はそんな連絡を受けていません。つまり、相手の勘違いなわけです。
この場合、当然「いや、連絡なんて受けていませんよ!」と言いたくもなります。しかし、今後のことを考えるとこれは得策とはいえません。こちらの指摘に対し、相手が自分のミスだったと素直に認めてくれればいいのですが、そうではない場合、「言った」「言わない」の水掛け論になり、関係がこじれてしまう恐れもあります。
そのため、たとえ自分に非がなかったとしても、ここは「すみません」と一言謝っておくのが正解です。その上で、日程の連絡がもらえていなかったこと、こちらもきちんと日程を確認しておくべきだったことを伝えればいいのです。 仕事上のトラブルで第一に考えるべきは、どちらが悪かったかではなく、「どう話せば得か」ということ。
たとえ相手に非があっても状況によっては謝罪する。仕事上の人間関係をうまく維持するには、これくらいの柔軟さも必要なのです。
相手に非があった場合はどう対処するのが得か?
先方の連絡ミスの場合、つい反論したくなるが……
仕事のトラブルでは「どちらが悪いか」ではなく、「どう話せば得か」を一番に考えるべき!
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話』著:五百田達成
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 語彙力の話』
著:五百田達成
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日常生活での人間関係において、言葉選びは非常に重要な要素です。
あまりに同じ言葉を返していたり、メールやSNS、LINEでの文面も言葉選びを間違ってしまったりすると、相手を不快にさせたり「この人大丈夫かな…」と思われてしまうことも。
また、相手に想いを伝えようと難しい四字熟語や表現を使っても、相手に「すごい!」と思ってもらえない場合があるのも日本語の難しい所です。
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公開日:2025.01.30