関屋記念(日曜・新潟)芝1600m
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔110〕、3番人気は〔103〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタはなく、万馬券もなし。
大きな波乱はないものの、ひと捻り必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔110〕。
NHKマイルCから〔101〕。
中京記念から〔262〕。
エプソムCから〔112〕。
その他、マイルCS、七夕賞から勝ち馬が。
鳴尾記念から2着馬が。
ヴィクトリアマイルから3着馬が出ています。
中京記念組は、現在7年連続連対中です。
GⅠからは4~6着が5頭と10着馬1頭。
GⅡからはなく、GⅢからは、すべて掲示板確保または4番人気までの馬でした。
OPから〔102〕。3着以内の馬。
3勝クラスから〔211〕。勝ち馬。
1勝クラス勝ちの3歳馬の〔001〕というのもあります。
連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちがあり、そのうち16頭は芝1600mで2勝以上を挙げていました。
また、連対20頭中、18頭に重賞3着以内があり、重賞勝ち馬は14頭を数えます。
さらに、近8年の連対16頭すべてに、左回りの芝での勝ちがありました。
牝馬は〔244〕。すべて前走重賞出走馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔232〕、5歳〔355〕、6歳〔320〕、7歳〔101〕。
5、6、4歳の順にいいようです。
馬券圏内30頭中、29頭が前走と比べ、斤量減または同斤の馬。斤量増での好走は、18年2着のワントゥワンのみです。覚えておくといいかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.08.11