シンザン記念(日曜・中京)芝1600m
3歳馬による芝1600m戦。
例年は京都で行われる重賞ですが、今年は昨年に続き中京での施行です。
過去10年、1番人気は〔301〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔263〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
7番人気以下の伏兵が馬券に絡まなかったのは1回だけ。そのうち8回は連絡みという、波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔123〕。
デイリー杯2歳Sから〔011〕。
東京スポーツ杯2歳Sから〔100〕。
アルテミスSから〔100〕。
ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
1勝クラスから〔434〕。掲示板10頭と、3番人気6着馬。
新馬勝ちから〔120〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔221〕。1番人気で勝ち上がった馬が4頭、5番人気1着が1頭です。
連対20頭中、13頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭は芝1600mで2着。6頭に芝1400mか1800mでの勝ちがありました。
芝1600m以上に勝ちがなくても、芝1600mの重賞出走歴があれば好走可というデータもあります。
勝ち馬10頭に限れば、8頭は前走が芝1600m戦、残る2頭は芝1400mと1800mに出走していた馬でした。
OP実績は不問。
キャリア6戦の馬は2着まで。7戦以上の馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔320〕。前走1、2番人気でVまたは重賞2着の馬。
勝った牝馬3頭は、レース当日も1、2番人気に推されていました。
京都で行われた9回中、8回は1ケタ馬番の馬が勝利。昨年は12番枠の馬が勝ちましたが、本来は内有利と覚えておいて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.01.06