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子どもに最適な幼児食の進め方とは!?

幼児食前期は様子を見ながらゆっくり

「奥歯(第一乳臼歯)が生えている」、「生活リズムが整い3回食が定着している」、「自分で食べようとする」。1歳6か月を過ぎ、これらを満たせば、離乳食から幼児食へと移行する時期。乳歯の生えそろう3歳までは、口の中の発達や噛む力に合わせてゆっくりと進めましょう。奥歯で噛む様子が見られるようになれば、歯応えのある食材にも挑戦を。この時期は、手の発達はまだ未熟です。手づかみ食べをさせながら、スプーンやフォークにも慣らしていきます。

いろいろな食べ物に挑戦!就学までに箸の練習も

3歳以上になり奥歯の第二乳臼歯まで生えそろえば、ほぼ大人と一緒の食事ができるようになります。ただし、食べ物を丸飲みしたり、噛みにくそうにしている場合は、食材のかたさや調理法を見直すようにしましょう。消化器官も大人より弱いため、無理に食べさせないよう注意が必要です。また、味覚の発達や内臓への負担を考え、濃過ぎる味つけは控え、薄味を基本とします。正しい箸の使い方も、就学までに身につけておきたいですね。

【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder

子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!

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