賢い子は1歳までの眠りで決まる

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赤ちゃんがぐずって泣いたり泣き止んだりを繰り返す理由とは?【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

赤ちゃんのぐずりは疲れが原因の場合があります

賢い子が育つポイント
●赤ちゃんは疲れるとイライラして興奮し、大声で泣くことがあります
●ぐずりは眠りのサインなので赤ちゃんが眠れるよう手伝ってあげましょう

思いつくかぎりの方法は試したものの、赤ちゃんがぐずって泣いたり泣きやんだりを繰り返す場合、原因は疲れにあると疑ってみてください。赤ちゃんはとても疲れるとイライラして興奮し、大声で泣いたりします。わたしはこの状態を「謎のぐずり泣き」と呼んでいます。この話をすると、多くの親に経験があるようです。

ところが多くの場合、母親学級などではこのことを習いません。ベテランの小児科医でさえ、赤ちゃんが泣くのは、「おなかがすいている」「さびしい」「退屈」「おなかにガスがたまっている」「おむつが濡れている、汚れている」「不快」「体調が悪い」「歯が痛い」「そのほかに痛むところがある」のいずれかだということもあります。

赤ちゃんがぐずりだしたら、必死になって、授乳、おむつ替え、遊びのフルコースを試すのではなく、まずは赤ちゃんが眠るのを手伝ってみましょう。授乳して落ち着く場合もありますが、これは吸う動作に集中して心が落ち着くからです。授乳は悪いことではありませんが、赤ちゃんの眠りのサインに気づいたら、もっと適切に対応しましょう。そして赤ちゃんが眠いときは用事をあとまわしにします。昼寝が終わるまで待つのがベストです。スーパーマーケットが嫌いでいつもぐずると思っていた赤ちゃんがぐずらなくなります。ぐずる理由が疲れだとわかってほっとする場合が多くなることでしょう。

出典:『賢い子は1歳までの眠りで決まる』

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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