体脂肪がなぜいけないのか?
なぜ体脂肪は「減らしたい」とか「できるだけつけたくない」などと忌み嫌われるのでしょうか? それは言うまでもありません。体脂肪が増えると太って肥満になってしまうからです。適度な体脂肪は生きていくうえで必要ですが、増え過ぎると邪魔以外の何者でもありません。肥満は見た目が格好悪いだけでなく、さまざまな疾患を招くのが大きな問題です。
では、この体脂肪がどうやってつくかと言うと、基本的には食べたものがその源となります。食べたものは筋肉や内臓に栄養として取り込まれ、余った分はいざというときのために体脂肪として貯蔵されます。つまり筋肉や内臓が必要としている以上の栄養を摂ると、体脂肪としてどんどん蓄積してしまうのです。
食べ過ぎても筋肉や内臓がどんどん大きくなることはなく、増えるのは体脂肪ばかりです。なぜ食べ過ぎた分が体脂肪にばかり行くのでしょうか?
それは、体脂肪を構成する脂肪細胞が膨らみ、分裂するという性質を持っているからです。この仕組みにより体脂肪はいくらでも増えることができます。恐ろしいことですが、肥満に上限はないのです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』 監修:土田隆
『体脂肪の話』はこんな人におすすめ!
・カラダについている「体脂肪」を減らしたい
・体脂肪がつくメカニズムを知りたい
・健康的な食事について教えてほしい
・脂肪を落とすためのテクニックが知りたい
以上の方には「図解 体脂肪の話」は大変おすすめな本です。
私たちの生活に大きな影響を与えた新型コロナウィルス。
お家で過ごすことが推奨されている中で、運動不足になりお腹のお肉が気になっている日人も多いのではないでしょうか?そして、お腹のお肉、つまり「肥満」と切っても切れない関係にあるのが、「体脂肪」の存在です。
本書では、誰しもが知っておくべき「体脂肪」について、徹底的に解説します。誰しもが知っておきたい「体脂肪の基本知識」から、「体脂肪を落とすために知っておくべきこと」まで、すぐに使えてためになる実用的な情報を、図解で分かりやすくお教えします。
体脂肪ってなんでつくの?ほんとに不要なものなのか?
そもそも体脂肪とは何なのでしょうか?言ってしまえば、読んで字のごとく、体についた脂肪のことです。ステーキ肉の白い部分……と言うとイメージが沸きやすいでしょうか?
人間の体もステーキ肉と同じように、筋肉の部分と脂肪の部分とがあります。その割合はつぎのページにあるグラフのとおりで、体の大部分を占める水分を除くと、内臓や筋肉・骨などの固形成分が約22%、残りの約18%が脂肪という構成になります。この数字は年齢や体格によって比率は変わってきます。
さて、この体脂肪、「ダイエットのために落としたい」とか「できるだけつけたくない」という話をよく聞くと思います。でもちょっと待ってください。体脂肪は大事な役割を担う組織なんです。人間が生きていくのに必要だからこそ、体に脂肪がついているわけです。
実は超重要な「体脂肪」の三つの役割とは?
体脂肪の役割は基本的に3つ。栄養を蓄える貯蔵庫であり、体温を守るコートのようなものであり、圧力や衝撃から体を守るクッションの役割を果たすものです。
これらの働きがなかったら、生きていくのにさまざまな支障が出るでしょう。このように体脂肪はなくてはならない大事なものですが、その一方で体によくない面があるのも事実です。
体脂肪の悪い面については、本書でみっちりと解説しております。ぜひ手に取って読んでみてください。
シリーズ累計220万部は伊達じゃない!豊富に使われた図解の圧倒的わかりやすさ
「図解 体脂肪の話」と銘打っているだけあって、図解がふんだんに使われています。
右ページに文章、左ページに図解で解説という形で全頁が構成。
さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!
この「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」は220万部を突破している大ヒットシリーズです。
日々の生活の必須知識として家に置いておきたい一冊!
ダイエットや健康を考える上で「体脂肪」の重要性は今後も変わりません。この一冊を読んで、体脂肪と上手に向き合い、健康な体を手に入れましょう。
健康を考える上で必須の1冊!ぜひ『眠れなくなるほど面白い 体脂肪の話』をご一読ください!
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著者:土田隆
ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2022.12.02