中京記念(日曜・中京)
芝1600mのハンデ戦、GⅢ。
20年は阪神、21、22年は小倉での施行。データはその3年を除く、過去7回です。
1番人気は〔102〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔350〕、2ケタ人気馬〔030〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔110〕。
安田記念から〔100〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
マイラーズCから〔010〕。
エプソムCから〔002〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのパラダイスSから〔220〕。連対3頭と8着馬。
米子Sから〔112〕。勝ち馬2頭に、5、6着馬。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
3勝クラスから〔001〕。勝ち馬です。
馬券圏内21頭中、20頭が5月以降に少なくとも1走していました。
トップハンデは7回で16頭いて〔211〕。
勝ち馬のハンデは58~52キロで、平均すると56.07キロ。
2着馬は57~52キロで、平均55キロ。
3着馬は57~54キロで、平均55.79キロ。
15年以降のトップハンデ11頭は、すべて馬券圏外となっています。
また、19年はハンデ52キロの3歳牡馬による1、2着。15年、52キロで2着のアルマディヴァンは牝馬。この3頭を除く、馬券圏内18頭のハンデはすべて54キロ以上でした。
連対14頭中13頭に、重賞3着以内またはOP勝ちがありました。例外の1頭は、15年2着のアルマディヴァンです。
20~22年を含め、16年以降の勝ち馬7頭は、ここで重賞初制覇となっています。
年齢別に見ていくと、3歳〔110〕、4歳〔003〕、5歳〔341〕、6歳〔312〕、7歳〔010〕。
5、6歳が中心のようです。
先行馬の粘り込みもありますが、上位馬のほとんどが差し、追い込みの馬。末自慢を狙いたいレースです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.07.20