東恩納蒼(ひがしおんな あおい)/沖縄尚学
172cm70kg 右投左打 最速147km 投手
変化球:スライダー、カーブ、ツーシーム
県大会から48回無失点を記録した172cmと小柄ながらプロ注目の最速147km右腕。
最速147kmのストレートとスライダーとのコンビネーションに加え、左打者には外へのツーシームで打者を打ち取る。
沖縄尚学では、高校2年の夏の県大会で控えとして夏大デビューし、全5戦中3試合に出場し、リリーフを務め、10回を投げ、3失点。高校2年の秋の新チームから主戦を担い、全10戦中9試合に出場し、主に先発で計59回を投げ、56安打21失点46奪三振、防御率2.59の粘投を見せ、県1位での九州V、神宮8強入りを達成。
高校3年の春の選抜では、 140km超のストレートにスライダーを交え、試合を作り、大垣日大を4-3、クラークを3-1で撃破する2完投勝利を収め、スカウトからも注目される存在へと浮上。高校3年の夏の県大会では、右肩のケガ明けながら、最速147kmを計測するなど、全5試合に出場し、計31.1回を投げ、無失点28奪三振、3完投3完封、防御率0.00を記録し、2年ぶり10度目となる優勝を達成。
高校3年の夏の甲子園では、全3試合の先発を担い、初戦・いな総戦で3-0甲子園初完封を記録し、2回戦・創成館戦で5-1完投勝利を収めるなど、16回連続無失点、計23.1回を投げ、21奪三振7失点と粘投を披露した。
高校3年の夏の甲子園の活躍により、U-18日本代表入りを果たし、 全9戦中3試合に出場し、いずれも先発で計11回を投げ、2勝0敗、無失点13奪三振でベスト9を獲得し、大阪桐蔭・前田悠伍らと共にW杯初優勝を達成。
希望進路を大学進学からプロへと切り替えた東恩納蒼を巨人、ソフトバンク、中日など、複数球団が興味を示している。
公開日:2023.10.22