LOVE SPORTS

  • HOME
  • 書籍
  • 発音がクリアに、滑舌も良くなる?!あごを自由に動かせるよう、余計な負担を減らす方法とは?【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

発音がクリアに、滑舌も良くなる?!あごを自由に動かせるよう、余計な負担を減らす方法とは?【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

Text:小池義孝

あごは、下あごだけが動かせる【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

喋ったり、嚙んだりしているだけなのに、あごが痛くなる人がいます。顎関節症(がくかんせつしょう)という言葉も、きっと聞き覚えがあるでしょう。

なぜあごに負担がかかるのでしょう? ほとんどの方が、あごは上下に開くと勘違いしています。しかし構造上、あごは下にしか開かないのです。できもしないイメージであごを開こうとすると、それだけで顎関節がこわばります。

これは試してみると、すぐに自覚できます。下あごを手で押さえて、上あごだけを動かそうとしてみてください。当然、できません。逆に唇と鼻の間あたりを押さえて、下あごだけを動かしてみてください。こちらは、簡単にできます。

あごは、下あごだけが動かせる【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】あごは、下あごだけが動かせる【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】2

イメージを正してあごを自由に動かせるようになると、喋りやすさも変わります。音を自在につくれるようになりますから、こちらもぜひ、試して練習してみてください。発音がクリアになり、滑舌も良くなります。

あごは、下あごだけが動かせる【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】3

【出典】『疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖』
著者:小池義孝 イラスト:千葉さやか(Panchro) 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
一義流気功治療院院長。昭和48年生まれ。平成18年「気功治療院一義流気功」を東京に開設。翌年に、気功治療の技術を伝える「一義流気功教室」を開設する。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の歩みを続ける。肩こり、腰痛、猫背といった肉体の問題から、メンタルの問題まで、幅広く対応している。著書多数。30万部を超えるベストセラーになった『ねこ背は治る!知るだけで、体が改善する「4つの意識」』を始めとし、国内15冊、海外翻訳版(台湾、韓国)3冊、約累計70万部を送り出している。


年齢を重ねるとともに感じやすくなる、疲れやすさ、節々の痛み。実は、体の使い方を変えるだけで、驚くほど体が軽くなり、健康効果がアップすることをご存知ですか?本書は、誰も教えてくれない「正しい体の使い方」をお伝えする1冊。疲れない、痛めない体をつくるポイントともに、症状別に、ビフォー「間違った体のイメージと使い方」とアフター「正しい体のイメージと使い方」を、解説します。無理な運動や食事制限もなく、「体の仕組みを知り、意識を変えるだけ」で、若いころの肉体を取り戻したかのように動けるようになります!

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内

オススメ記事