『朝食』を食べ始めたらみるみるやせる体に!
いままで1万人以上のダイエットをサポートしてきましたが、最初に必ず伝えていることがあります。それは、「本気でやせたいと思うなら、朝ごはんを毎日必ず食べる」ということです。
朝ごはんを抜くと、脳や体がガス欠を起こし、昼食でどっさり食べるように体に命じます。お腹がすいていると、よく噛まないので空腹感が満たされず、必要以上に食べてしまいがち。また、長い空腹の後で糖質が入ってくると、血糖値が急に上がるので、インスリンが過剰に分泌されます。インスリンの別名は肥満ホルモン。たくさん食べてもすぐにお腹が空き、甘いものに手が伸びてしまいます。朝食を抜いているから間食しても大丈夫と思うかもしれませんが、間食のカロリーは思っている以上に高いので油断大敵です。
朝食を食べると、 やせる栄養素がしっかり補えて、体内時計のズレもリセットできます。1日は24時間ですが、私たちの体の時計は24時間より少し長く、リセットしないと次第に「夜型」になってしまいます。深夜に無駄な食欲がわき、ダイエットにはNGだとわかっていても抑えられなくなります。でもそれは、意志が弱いせいではなく、体内時計が夜型になっているから。体内時計のリセットはとても大切なのです。確実にやせる第一歩は、朝食を食べること。P. 56では、忙しくても続けられる最強の「若返り朝食」をご紹介します。
朝食を食べるとやせるワケ
朝食を抜いてしまうと、その後の1日の食事リズムが乱れる、血糖値が不安定になるなどの原因に。1日のリズムを整えるためにも朝食はとても重要なのです。
太る
朝:食べない
昼:食べすぎる
15時:間食したくなる
やせる
朝:食べる
昼:食べすぎない
15時:無駄な食欲がなくなる
朝食を食べると血糖値も安定
・朝食を食べると血糖値が安定する
・朝食を抜くと血糖値が急激に上昇する
【出典】『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』著:管理栄養士 菊池 真由子
【書籍情報】
『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』
著:管理栄養士 菊池 真由子
管理栄養士として1万人以上の「やせたい」「若々しくなりたい」という悩みに向き合ってきた著者が、若返りをテーマにした食事法を紹介します。若く見える人と老けて見える人の違いは「太りすぎ」「やせすぎ」「肌や髪にツヤがない」などさまざま。本書では、若見えの秘訣は食材の選び方とその食べ方にあるとし、誰でも簡単に若返っていく体になる方法を解説します。まずは「若返り朝食」「濃い緑茶」「しょうがオイル」を取り入れ、1週間で若返りスイッチをオン。食事の力でいつまでも健康で若々しくいるためにぜひ手に取って頂きたい1冊です。
公開日:2024.08.20