札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔312〕、2番人気は〔202〕、3番人気は〔110〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
OPのクローバー賞から〔111〕。連対馬。
コスモス賞から〔022〕。4着以内の馬。
新馬戦から〔557〕。4番人気までで勝ち上がった馬が16頭に、6番人気で勝ち上がった馬が1頭。
未勝利戦から〔420〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべてが、芝1500m以上のレースから。
地方所属馬3頭を除く、JRA所属の27頭で見ると、芝1800mに勝ちがあった馬が23頭、芝1600mが2頭、芝1500mが2頭。
地方所属馬の3頭も、芝1800m勝ちが1頭、1番人気2着が1頭、芝1500m勝ちが1頭。いずれも芝に連対歴がありました。
前走で負けて馬券に絡んだのは、クローバー賞2着と、コスモス賞2着と4着の3頭だけ。あとはすべて勝ち馬です。
牝馬は〔332〕。
キャリア4戦以上の馬は2着まで。
最後に、前走で札幌、函館以外を走って馬券に絡んだのは、前走時4番人気以内に推されていた馬のみです。覚えておくとよさそうです。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 改訂新版が発売!
『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
2020年4月に発売した元本の内容をリニューアルして、最新のレース内容や血統表にした改訂新版です!
公開日:2024.08.28