悩みの多い更年期、頼りになるのは『調整豆乳』
更年期の症状には、「女性ホルモン」の減少が大きくかかわっています。特に閉経前後で女性ホルモンが急激に減少するタイミングには、さまざまな症状があらわれます。急な発汗、イライラ、疲れ、気分が落ち込みやすい、シミ、白髪が増えた、太りやすくなったなど。個人差はありますが、この時期は体も心も不調になることが多くなります。
そんな更年期の症状を和らげてくれる救世主が調整豆乳です。豆乳(無調整豆乳)は煮た大豆を絞ったもので、独特の青臭さがあります。そのクセをとり除いて飲みやすくしたのが調整豆乳です。大豆イソフラボンも更年期によいといわれていますが、注目したいのは調整豆乳の豊富なビタミンE。若返りのビタミンともいわれるビタミンEは、全身に栄養や酸素を届けるために必要な栄養素で、血行を促す作用があります。冷え性や肩こりを緩和してくれるので、寝つきもよくなり、血の巡りがよくなると肌や髪のハリツヤが戻って、気持ちも自然と上を向きます。
調整豆乳は、フレーバーがついていないものを選びましょう。200ミリリットルパックは1本約130キロカロリー。小腹がすいたときにスイーツ代わりに飲めば、空腹感やイライラが収まります。血中のコレステロールや中性脂肪を下げる大豆サポニンも豊富で、気になる更年期肥満や生活習慣病の対策にもなります。
更年期に必要な栄養素はビタミンE
閉経前の5年間と閉経後の5年間は、女性ホルモンが急激に減る更年期。女性ホルモンの代謝に関わるビタミンEをとると更年期のさまざまな症状が緩和します。
ビタミンEが豊富なのは「無調整豆乳」より「調整豆乳」
\ビタミンEが豊富:調整豆乳/
効果的な飲み方
小腹がすいたときやイライラしたときなどに。砂糖が入っているので、1日200㎖のパック1本まで。
注目の成分
ビタミンE
大豆サポニン
大豆サポニンが脂肪の代謝を促す
余分な脂肪が血管内に蓄積されるのを防ぐので、血中コレステロールや、中性脂肪を排除し、結果的に血流が良くなります。
ビタミンEが更年期症状を緩和
老化防止に欠かせないビタミンE。女性ホルモンの分泌にも関わり、更年期症状も和らげます。
【出典】『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』著:管理栄養士 菊池 真由子
【書籍情報】
『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』
著:管理栄養士 菊池 真由子
管理栄養士として1万人以上の「やせたい」「若々しくなりたい」という悩みに向き合ってきた著者が、若返りをテーマにした食事法を紹介します。若く見える人と老けて見える人の違いは「太りすぎ」「やせすぎ」「肌や髪にツヤがない」などさまざま。本書では、若見えの秘訣は食材の選び方とその食べ方にあるとし、誰でも簡単に若返っていく体になる方法を解説します。まずは「若返り朝食」「濃い緑茶」「しょうがオイル」を取り入れ、1週間で若返りスイッチをオン。食事の力でいつまでも健康で若々しくいるためにぜひ手に取って頂きたい1冊です。
公開日:2024.09.19