スプリンターズＳ（日曜・中山）
秋のＧⅠシーズン開幕戦。芝1200ｍ戦、ＧⅠ。
新潟で行われた14年を除く、データは過去９年です。
１番人気は〔４０２〕、２番人気は〔１２０〕、３番人気は〔３２０〕。
６番人気以下〔１４６〕、２ケタ人気馬〔０２３〕。
馬連３ケタ２回に、万馬券１本。
９回のうち８回で、１～３番人気が優勝。その一方で、６番人気以下の馬が馬券に絡まなかったのも１回だけとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
最も好相性なのが、ＧⅡのセントウルＳ組で〔４３１〕。すべて掲示板確保の馬で、連対７頭は３番人気以内で４着までの馬です。
ＧⅠの安田記念から〔２１１〕。人気、着順は不問。
高松宮記念から〔０１０〕。２着馬。
ヴィクトリアマイルから〔０１０〕。３番人気11着馬。
ＧⅢの北九州記念から〔２１１〕。４着以内３頭と、17着馬。
ＣＢＣ賞から〔１１０〕。１着と１番人気９着馬。
キーンランドＣから〔０１４〕。４着以内の馬。
ＯＰの朱鷺Ｓから〔００１〕。１番人気１着馬。
パラダイスＳから〔００１〕。１番人気５着馬。
馬券圏内27頭の中で、前走で掲示板を外していたのは５頭。このうち４頭は、前々走でＯＰクラスの連対を果たしていました。例外は22年に勝ったジャンダルムのみです。
連対18頭中、15頭に重賞勝ちがあり、残る３頭（18年２着ラブカンプー、23年１着ママコチャ、２着マッドクール）には芝1200ｍの重賞での３着以内がありました。
15頭の重賞勝ち馬のうち、芝1200ｍの重賞勝ちは11頭。３頭は同年の高松宮記念２着馬（16年２着ミッキーアイル、17年２着レッツゴードンキ、20年１着グランアレグリア）。残る１頭は同年の芝1200ｍの重賞に２着が２回あった21年優勝のピクシーナイトです。
勝ち馬９頭中、８頭に同年の重賞勝ちがあり、残りの１頭にも同年重賞の２着がありました。
また、中山芝で２戦以上して勝ちがない馬の優勝はありません。
牝馬は〔３４５〕。
逃げ馬は２着まで。
年齢別では、３歳〔１２１〕、４歳〔３３４〕、５歳〔２３１〕、６歳〔２０２〕、７歳〔１１１〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
勝ち馬９頭中、８頭までもが馬番２～10番の馬。残る１頭は13番枠の馬。
４番人気以下で２ケタ馬番だった馬は、２着と３着に１頭ずついるだけです。内枠有利を頭の中に置いておきたいところです。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
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著者：長谷川雄啓
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公開日：2024.09.26
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