CASE 03 寒い冬や過酷な夏でもデリケートな幼い苗をしっかり生長させられる
育成植物 | 多肉植物、エケベリア交配実生苗 |
使用機材 | ◎ LEDライト/ BRIM「PANEL A」、GREENS INDOOR「植物育成ライト」 ◎その他機材/ 3D首振りサーキュレーターファン、スマートコンセント |
LEDライト 使用方法 | ◎使用時間/ 7時 ~ 23時(タイマー管理) |
屋内栽培でのLED ライト使用はメリットの方が大きい
植物栽培歴17年のはなさんがLED育成を導入したのは1年前から。LED栽培について聞いてみると「屋外栽培より電気代はかかりますが、天候への対策などの労力を考えたらメリットの方が大きいです。むしろ、寒い時期でもしっかり育ち、屋外の多肉棚よりも良い色に育ってくれています」と感じているとのこと。
ビニールハウスなどの設備を持っていなくても、たくさん育てられるのもメリットになるとも教えてくれました。デメリットについては「頻繁に水やりをする必要があり、たくさんライトを使って熱を持ちやすいため、しっかり送風しないとカビやすいこと。あとは微粉ハイポネックスを水やりに使うとコケが出やすい点ですね」だと言います。
そのため「しっかり風を送って温度が上がりすぎを防ぐこと」が、はなさんがLED育成のコツと感じる点だそうです。
【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)
【書誌情報】
『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』
著:日本文芸社(編集)
本書は、観葉植物の歴史から最新のLEDライトを使った室内栽培法まで、幅広く解説した一冊です。古代文明から続く観葉植物の文化は、現代においても多くの人々に愛され、特にLEDライトの普及により、室内でも多様な植物が栽培可能となりました。光の重要性や具体的な栽培方法を紹介し、実際にLEDライトを使って栽培を楽しむ人々の成功例やアドバイスを掲載。初心者から上級者まで参考になる内容が詰まっています。
公開日:2024.10.13