光量を一定に保てるLEDライトは植物のコンディションが安定しやすい
❶❷:自宅マンションのリビングにライトを3箇所、異なる角度から設置し、光が当たらない死角ができないように工夫している。
❸:イモリウムの飼育ケース内で苔や植物が育つよう、ラック一段ごとにライトを設置。
❹:リビングスペースの半分が観葉植物の占有スペースとなっている。
育成植物 | アガベ、マンガペ、ディッキア、ユーフォルビア、ビカクシダ、アデニウム、ドリナリア、リュウビンタイ、フペルジア、オオタニワタリ、アスプレニウム、クリプタンサス、バンダ、胡蝶蘭、グラマトフィラム、ホンコンシュスラン、ボトルツリー、アラレア、エバーフレッシュ、エレンダニカ、トックリラン、ヒメモンステラ、モンステラジェイドシャトルコック、フィロデンドロン、コーヒーの木、エスキナンサス、ディスキディア、ホヤカルノーサ、グリーンドラム、トラディスカンティアゼブリナ、ドラセナ、フィカス、ポトス、サンスベリア、各種エアプランツ、各種多肉植物、各種苔類(イモリウム)など |
使用機材 | ◎ LED ライト/ BARREL「AMATERAS-10W」「AMATERAS LED 20W 」「TSUKUYOMI LED 20W」、DOOA「パルダライト30」 ◎その他機材/ BARREL「AECHMEA MOVE(エクメアムーブ)」、バルミューダ「Green Fan C2」 |
LEDライト 使用方法 | ◎使用時間/[自宅]7時~ 19時、[オフィス]8時30分~20時 |
LEDを使うことで太陽光だけで育てるよりも成長が早い
いろいろな種類の植物を育てることが好きなゴーゼロニーサンさん。観葉植物から珍奇植物、苔類、多肉植物など、約100種200株ほど育てているそう。「LEDがあれば、自宅やオフィス、太陽光が届きにくい場所でも関係なく植物を育成できるため、レイアウトの自由度が高まります。植物の成長も早く、コンディションを整えるのにも有効だと思います」。ゴーゼロニーサンさんのLEDを使って植物を育てるコツは「部屋の奥まった場所で育てる場合は、LEDライトだけでなくサーキュレーターを使って風も一緒に届けるようにしている」点だと言います。また、生活空間の中でLEDを使う場合には、長時間座る場所になるべくライトを向けないようにしているそう。
❺❻:自宅リビングは南向きで日当たりは良好だが、窓から離れた場所や、壁で遮られ光が届きにくい場所もあるため、LEDライトで補っている。
❼:オフィスはビル9階にあり、全面窓のため太陽光が入りやすい環境のため、窓際に観葉植物などを並べている。
❽❾❿:エントランス付近は光が届きにくいため、天井にダクトレールを設置し、スポットタイプのLEDライト4 個で光量を補っている。
【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)
【書誌情報】
『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』
著:日本文芸社(編集)
本書は、観葉植物の歴史から最新のLEDライトを使った室内栽培法まで、幅広く解説した一冊です。古代文明から続く観葉植物の文化は、現代においても多くの人々に愛され、特にLEDライトの普及により、室内でも多様な植物が栽培可能となりました。光の重要性や具体的な栽培方法を紹介し、実際にLEDライトを使って栽培を楽しむ人々の成功例やアドバイスを掲載。初心者から上級者まで参考になる内容が詰まっています。
公開日:2024.10.25