「高血圧」が国民病になった理由とは【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】

「国民病」誕生の背景に、製薬会社の影

高血圧が国民病になった背景には、製薬業界の思惑が関わっているといわれています。かつては「年齢+90」以下であれば問題なかった血圧が、日本高血圧学会が改定した「高血圧治療ガイドライン」により、2000年には「上140、下90」を投薬治療の目安にするようになりました。

基準値が下がれば「高血圧」と診断される人の数も増えます。そして血圧を目標数値まで下げるため、投薬治療が始まるわけですが、人間には耐性があります。眠気覚ましに飲んでいたコーヒーのカフェインも毎日飲んでいると効きづらくなるように、降圧剤も飲み続けることで耐性という「慣れ」ができ、やがて強い薬やたくさんの量を飲まないと効かなくなります。

また、新薬は旧薬よりもずっと高価なため、製薬会社から買った病院は積極的に使用を薦めるということも覚えておきましょう。製薬会社にとって、高血圧と診断された人は「生涯、薬を購入してくれるお得意様」なのです。

投薬治療による負の連鎖

降圧剤を飲むことで副作用が生まれ、その不調を治すために新たな薬が次々と処方されていきます。降圧剤をきっかけに、服用しなければならない薬が増えていくケースは、決して珍しいことではありません。

POINT

降圧剤を購入し続けることで、製薬会社の「お得意様」になっている

【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊

【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊


【Amazonで購入する】

「血圧の薬って一生飲み続けなけるべき?」「薬をやめたいけど、やめるのが怖い!」
そんな人のために、高血圧治療の誤解を解き、薬に頼らずとも血圧を下げられる方法をご紹介。
1日1分でもできる降圧ストレッチの実践法です。

この記事のCategory

インフォテキストが入ります