デイリー杯2歳S(11月14日 阪神11R)芝1600m
2歳馬による芝1600m戦。
今年は阪神での施行ですが、データは時期が11月に変更となった14年以降の過去6年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔112〕、2番人気は〔210〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔031〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
新潟2歳Sから〔001〕。2着馬。
OPのききょうSから〔101〕。勝ち馬。
中京2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
すずらん賞から〔001〕。勝ち馬。
萩Sから〔001〕。4着馬。
新馬戦から〔311〕。1または2番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利戦から〔131〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの未勝利戦から〔010〕。2番人気1着馬。ただし、この馬は過去に芝を2戦して3着2回という成績があります。
馬券圏内18頭中、前走で敗れていたのは2頭のみ。萩S4着→3着、新潟2歳S2着→3着。
加えて、前走で4番人気以下だったのも1頭だけ。萩S5番人気→3着。
連対12頭はすべて、前走1~3番人気で勝った馬となっています。
また、馬券圏内18頭すべてに、1400m以上(ダートも含む)での勝ちがありました。
距離延長組は2着までで、中3週以内(今年は10月17日、18日以降)の馬も2着までとなっています。覚えておいて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.11.11