同じ価格でも差がつく!大規模マンションが“得”なワケ【眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話】

総戸数200戸以上の大規模マンションを選ぶべし!

大規模マンションのメリットは大きい

物件を選んでいるとき、同じような間取り、立地、価格という2つのマンションが選択肢に上がったとします。そうなった場合、選び方のポイントの1つとなるのが「総戸数が多いかどうか」です

というのも、「総戸数が多いマンション」、特に総戸数が 200戸以上の大規模マンションのほうが資産性が高くなる傾向があるのです。新築の場合は売り出し値が安いことが多いこと、パーティールームやジムなどといった付帯施設などももちろんですが、一般的に大規模マンションのほうがエントランスが豪華なため、中古で売却する際に高評価を得る可能性が大きいからです。

また、大規模マンション、特にタワーマンションの場合は物件の「高さ(階数)」も重要です。一般的に高層階ほど高く売却できるというデータがあります。これも、小規模マンションでは叶えられないポイントの1つです。

また、総戸数30戸以下の小規模マンションの場合は、中古の資産価値が特に目減りしやすい傾向があります。また住人が少ない分、修繕積立金などの負担が高くなることも。もし買うなら、希少立地か相場からかなり安い場合に絞ったほうが良いでしょう。

小規模マンション VS 大規模マンション

小規模マンション

⚫中古になったら安くなりやすい
⚫維持費が高い
⚫売り主が大手でないことが多い

大規模マンション

⚫戸数が多いほど新築売値が安い
⚫建物の大きさやエントランスが豪華だと売却の際に好印象
⚫付帯設備が豪華な場合が多い

「階数の高さ」は資産価値になる

「住まいサーフィン」会員のデータでは、
階数が高い場所にある物件ほど売却後に得をした人が多いという結果に。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』著:沖 有人

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』
著:沖 有人


【Amazonで購入する】

「賃貸」vs「持ち家」論争、決着!?
シリーズ累計300万部を超える『眠れなくなるほど面白い図解』に“不動産”ジャンルが登場!

マンション購入は「住む場所」ではなく、「資産としてどう扱うか」がカギです。
本書では、数万件規模の取引データを徹底分析し、資産価値が高まる物件の条件を図解で解説。
多くの購入者が実際に数千万円単位の含み益を得ている“再現性のある法則”を紹介します。

「駅からの距離」「間取り」「新築か中古か」といった基本条件に加え、「売主」「総戸数」が資産性に直結する意外な理由や、「複数路線乗り入れ駅」は必ずしも有利ではない、といった不動産業界が語りたがらない知識も明らかに。

◆今の高値相場、買うのは待つべき?
◆タワマンは買っても大丈夫?
◆価値が上がる物件の見分け方は?
◆損をしない売却タイミングとは?

不動産市況のプロが、資産価値の視点から「後悔しないマンションの選び方・住み方・売り方」を徹底解説。
これから購入を検討している人はもちろん、すでに所有している人や将来に不安を抱える人にも役立つ一冊です。
読むだけで住まい選びの視点が一変する、必携のマンションバイブルです。

この記事のCategory

インフォテキストが入ります