日本人の1/4が新脂肪肝!? やせにくい人が増えている【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

日本人の1/4が新脂肪肝(MASLD)!? やせにくい人が増えている

増加の原因は現代のライフスタイルに

「新脂肪肝」は代謝異常で起こるものだとわかりました。では現在、どのくらい多くの人たちが新脂肪肝になっているのでしょうか。わが国の15万人を含む35の研究を対象としたメタ解析によれば、約25%が新脂肪肝にすでに罹患していて、しかもその割合は年々増加しているとの報告も。少なくとも日本人の4人に1人が新脂肪肝になっているのです

なぜ、これほどまで新脂肪肝が増えているのかというと、現代のライフスタイルが関係しているといえます。新脂肪肝を引き起こす原因は「代謝の異常」。私たちの日常生活には代謝異常をもたらす要因がたくさん潜んでいます。糖質のとりすぎはもちろんのこと、早食いや不規則な食生活、長時間のデスクワークや運動不足、夜更かしによる睡眠不足など。ダイエットによる筋肉量の低下も新脂肪肝のリスクを高めるので、太っている人だけでなく、やせている人も注意が必要です。

また、一見アルコール性脂肪肝のほうが深刻そうですが、新脂肪肝のほうが糖尿病などの病に発展するリスクが高いことも頭に入れておきましょう。


日本人でMASLDになっているのは25.51%

出典:小野正文 脂肪性肝疾患の疫学、今後の予想 日本臨床 83;8-15、2025

新脂肪肝(MASLD)になる原因

早食い

大量の糖質を短時間で吸収することになり、血糖値が急上昇。肥満につながるのはもちろん、すぐにお腹が空いてしまい、食べすぎてしまうことも。

朝食を食べない

食事と食事の時間が長く空くほど、次に食事をしたあとに血糖値が急上昇。脂肪をため込みやすい体に。

デスクワーク(運動不足)

下半身には全体の約7割筋肉が集まっているため、座りっぱなしで筋肉量が減ると代謝不足になって太りやすい体に。

夕食が遅い

体内時計の影響で、夜はインスリンの効きが低下するという報告も。その場合、同じ食事内容でも、食べる時間が遅ければ遅いほど血糖値が上がりやすく、脂肪をため込む体に。

夜更かしが多い

夜更かしを続けることで体内時計がズレてしまい、体内の生理機能が乱れる原因に。その結果、脂肪肝や生活習慣病につながる。

筋肉量が少ない

運動不足はもちろん、過度なダイエットによる筋肉量不足も増加の傾向に。過度なカロリー制限、糖質制限は筋肉が分解されリバウンドしやすい体に。

隠れ糖質のとりすぎ

炭水化物に含まれる糖質に気をとられがちですが、身近な市販品、ヘルシーで健康によさそうな食材や食品に含まれる「異性化糖」にも要注意。

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


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『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!

お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。

これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。

つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。

本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。

その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。

新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!

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