新脂肪肝はやせないどころかあらゆる病気を招く【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

新脂肪肝はやせないどころかあらゆる病気を招く
肝臓の脂肪がたまるのは生活習慣病の前兆
代謝異常によって起きる新脂肪肝は、生活習慣病の前兆”ともいえる症状です。例えば、脂肪肝になると血管にダメージが加わり、肝臓から血液中に中性脂肪やコレステロールがあふれ出します。すると血液がドロドロになり、動脈硬化へと発展するのです。
狭心症や脳梗塞などの深刻な病のほか、高血圧、腎臓病などのいわゆる生活習慣病を引き起こします。また脳の血流も悪化し、アルツハイマー型認知症を発症する確率も高くなります。
さらに新脂肪肝が進むと、血糖値をコントロールするインスリンの効きが悪くなります(インスリン抵抗性)。そうなると血糖値が高い状態が続き、脂肪が蓄積しやすくなるだけでなく、糖尿病のリスクもぐんと高まるのです。
厄介なのは自覚症状がほとんどないこと。肝臓には痛みを感じる神経がなく、中性脂肪が20%を超えた状態でも気づかない場合も。けれども放置すれば悪化します。脂肪肝炎を経て、肝硬変、肝臓がんへと進行したら取り返しがつきません。早期発見、早期治療が、万病を遠ざける唯一のカギになります。

アルコール性脂肪肝より、病気になるリスクが高い
【新脂肪肝は糖の代謝を阻んでしまう】
新脂肪肝になる
↓
インスリンが効きにくくなる
↓
血糖値が下がらなくなる
↓
すい臓がもっとインスリンを出そうと頑張る
↓
すい臓が疲弊する
↓
インスリンが出なくなる
↓
糖尿病になる


脂肪肝からはじまり、血液や血管の異常を通して、生活習慣病や病気、不調につながっています。
【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳
【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳
『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!
お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。
これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。
つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。
本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。
その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。
新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!





