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オリックスの日本Sベストゲームは「がんばろうKOBE」で団結した1996年!

Text:福嶌弘

プロ野球12球団日本シリーズベスト&ワーストバウト

昨シーズンで71回目となる日本シリーズ。短期決戦ならではの激闘の記憶を球団別にベスト&ワースト年を独断と偏見で選出してみた。

オリックスバファローズ

【ベストゲーム】
1996年 対巨人

●神戸市民を勇気づける「がんばろうKOBE」完結
前年もリーグ優勝を果たすも、日本一を逃したオリックス。この年は巨人を相手にリベンジを期した。前年までイチローが軸となったチームだったが、シリーズの主役を担ったのはリリーフ陣。巨人の主砲・松井秀喜には野村貴仁、落合博満には鈴木平をぶつけるという細かなリリーフが功を奏し、「メーク・ドラマ」で勢いに乗る巨人を完全に抑え、日本一を達成。被災した神戸の街を大いに盛り上げた。

【ワーストゲーム】
1978年 対ヤクルト

●シリーズの勝敗を分けた1時間19分の猛抗議
1970年代のパ・リーグの盟主となっていた阪急。この年もリーグ優勝を果たすと、球団創設初優勝のヤクルトとの日本シリーズへ。3勝3敗のタイで迎えた第7戦は6回裏に大杉勝男の放ったレフトポール際への大飛球の判定に上田利治監督が1時間19分もの猛抗議。これで試合の流れが変わってしまい、チームはあっさり敗戦。上田監督も責任を取って退任し、阪急黄金時代は唐突に終わりを告げた。

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