カクテルをつくる幅が広がる! まず揃えたいお酒づくりの道具とは!?【THE カクテルバイブル500】


用意すればレシピの幅も広がる【カクテルの道具】
カクテルづくりに使うさまざまな道具をご紹介。
必須アイテムから、持っていると便利なものまで多彩にあるので、
自分がつくりたいカクテルに合わせて少しずつ用意していくといい。
シェーカー
材料をしっかり混ぜ合わせ、同時に氷で短時間に冷やすことができる。まずは用意したい、カクテルづくりに欠かせないアイテム。

ミキシンググラス&ストレーナー
ミキシンググラスはステアの技法でカクテルをつくる際に用いる大型のグラス。ステアして氷と材料を混ぜ、冷やして使う。ストレーナーはカクテルを注ぐ際に、ミキシンググラスの縁にはめて使う。果物の種や氷を流して、グラスに入らないようにするためのアイテム。

バースプーン
両端がスプーンとフォークになっている道具で、材料を混ぜる際に使う。スプーン1杯=1tsp.(3~5ml)として計量にも使える。

メジャーカップ
お酒やジュースなどの材料を正確に計量するために用いる。サイズは、「30ml+45ml」の組み合わせが一般的で、「15ml+30ml」の小さいものも。

ブレンダー(ミキサー)
お酒と氷、フルーツ、卵などを強い力で混ぜ、フローズンカクテルやスムージーをつくる際に使う。「氷対応可」であれば一般用のミキサーでもOK。

アイスクラッシャー
キューブアイスを入れて回転させることで、クラッシュドアイスをつくることができる。写真の手動タイプのほかに、電動のものも。

アイスピック
先端がキリのように尖っており、氷をこまかく砕く際に使う。ケガをしないように注意。

スクイザー
オレンジやレモン、ライムなど、柑橘系のフルーツの果汁を搾るアイテム。フルーツを半分にカットし、断面を押しつけねじりながら搾る。

アイストング
氷を掴むための道具。氷ばさみともいう。

ビターズボトル
ビターなどを少量加えて風味づけしたいときに使うアイテム。ひとふりが1dash(約1ml)。

シズラー
ジュースやビールなどを開栓するときには栓抜きとして、ソーダなどには開栓後の密閉に使える。

マドラー
ロングカクテルに添えて、飲む前にかき混ぜたり柑橘系のフルーツを潰したりする際に使用。デザインも多彩なので好みのものを選んで。

カクテルピン
デコレーション用のチェリーやオリーブを刺して固定するために使用。カクテルをよりいっそう華やかに仕上げられる。

ストロー
フローズンカクテルを飲むときや、デコレーションとして使用することが多い。プースカフェスタイルに添えても。

【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡
【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ワイン、ビール、リキュールーーさまざまなお酒を使って、無限の楽しみ方ができるカクテル。いまや定番となったレモンサワーやハイボールもカクテルに含まれます。
本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
人気のマティーニ、ジントニック、マルガリータ、モスコミュール、ギムレット、カシスオレンジ、ソルティドッグなど定番から新作、日本酒を用いた北村氏のオリジナルカクテルまで、自分好みのカクテルが必ず見つかる、見るだけでも楽しい、必携の一冊。
「自分でつくる宅のみ派」もいれば、「BARで雰囲気も楽しむ派」、「知識や蘊蓄を語りたい派」(インテリアとして飾りたい人)など「カクテル」の楽しみ方はいろいろ。
どのニーズにも対応するよう、スタンダードから最新の人気カクテル(コンテスト受賞作品など)までは500種類以上のカクテルを網羅し、美しい写真と詳しいレシピで紹介、そのカクテルの誕生やまつわるエピソードなど解説する。
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