そもそもなぜ人は太るのか? 中性脂肪が体に貯まるメカニズム【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

なぜ人は太るのか

体に脂肪がたまるしくみ

「太る」とは簡単にいうと、脂肪が体にどんどんたまっていく状態です。なぜ、体に脂肪がたまってしまうのか。

私たちが食べたものは栄養素に分解され、活動時のエネルギーなどに使われます。糖質はブドウ糖、脂質は脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーとして消費され、たんぱく質はアミノ酸に分解されてエネルギーにもなりますが、主に組織や細胞の材料に利用されます。

ところが、食べすぎると使い切れず余ってしまいます。たんぱく質は余ると最終的に尿で排出されますが、糖質はブドウ糖から予備エネルギーとして「グリコーゲン」に変換され、肝臓や筋肉に貯蔵されます。さらに貯蔵の限界を超えてしまった分が「中性脂肪」に。この中性脂肪が太る原因です

中性脂肪は血液を通じて体のあちこちに運ばれ、皮下や内臓に脂肪として蓄えられ、それが蓄積することで結果的に太ってしまうというわけです。脂質も余るとそのまま中性脂肪になってしまいますが、糖質のほうが中性脂肪に変わりやすいため、太る最大の要因は糖質のとりすぎといえます。

「中性脂肪」の蓄積が太る原因

1|食べたものは栄養素となりエネルギーとして使われる(主に糖)

2|エネルギーなどに使われず余った場合は貯蔵されるか排出される

3|さらに余ったものが中性脂肪になる

圧倒的に中性脂肪になりやすいのは糖質。
中性脂肪は生きるためのエネルギーのたくわえとしてある程度は必要ですが、増えすぎると太る原因となり、新脂肪肝のリスクが高まります。

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


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