たんぱく質は「こまめ」に摂るが正解? たんぱく質をいつもより多めにとると太りにくい体になるワケ【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

たんぱく質をいつもより多めにとると太りにくい体になる

三大栄養素をバランスよく食べよう

たんぱく質、炭水化物、脂質は「三大栄養素」といって、私たちの体に欠かせない栄養素です。炭水化物や脂質は体を動かすエネルギー源になり、たんぱく質は主に筋肉や臓器、血液をつくる材料に使われます。

一般的に日本人が1日で摂取する栄養素の割合は「たんぱく質2:炭水化物6:脂質2」といわれています。しかしこの場合、1日の摂取エネルギーの半分以上を炭水化物で補うことに。炭水化物は糖質と食物繊維を合わせた総称。つまり、脂肪を減らすには糖質の摂取量を減らす必要があるため、この割合だと脂肪を減らすことはできないというわけです。

脂肪肝を改善し、体についた脂肪を落としたいなら、「たんぱく質3:炭水化物5:脂質2」というバランスが理想的です。1日のたんぱく質摂取量は体重キロにつき1グラムが目安ですが、女性や高齢者は1.2~1.5グラム程度を目標に意識的に多めにとるようにしてください。さらに、一回に吸収できるたんぱく質量は約20グラムなので、毎食ごとに20グラムぐらいをとるようにするといいでしょう。

日本人は食べすぎている

たんぱく質が多くとれる食品

肉類/魚介類/乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)/大豆製品(豆腐・納豆・豆乳)/卵

たんぱく質は体重の数字を基準に、少し多めにとる

1日のたんぱく質摂取量の目安

【基本】

1.0g × 体重の数字
(体重50kgなら たんぱく質量は50g)

【女性・高齢者】

1.2~1.5g × 体重の数字
(体重50kgなら たんぱく質量は60~75g)

たんぱく質はこまめにとらないと意味なし

たんぱく質は1度に20g程度しか吸収できない
1日に必要なたんぱく質量が75gの場合…

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


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『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!

お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。

これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。

つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
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