高血圧は自然現象? 本当は怖くない高血圧の特徴【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】

9割の人は「怖くない」高血圧

体は全身を管理していて、常に最適な状態を保つために、血圧を調節しています。たとえば、階段を駆け上がると、息が上がって血圧も上昇します。しかし、少し時間が経てば通常の状態に血圧も戻ってきます。

このように、血圧は常に体の要求に従って血圧を上げたり、下げたりしています。年齢とともに血圧が120mmHgから130、140へと徐々に上がっていくということは、それだけ体の変化に対応して、ベストな状態を保っているということ。それなのに、特に原因が見つからない高血圧(本態性高血圧)患者が9割を占める中、原因も調べずに強制的に薬で下げるというのは、かなり短絡的なやり方ではないでしょうか。

本態性高血圧の人の場合、ただ「数値」を下げるために薬を飲んでいることになります。調べていくと、降圧剤で正常な数値にすることが、病気の予防になったり、長生きすることにつながるというデータや研究論文は、今のところありません。

9割の人がこっち! 本当は怖くない高血圧の特徴

【特徴1】加齢にともない、血圧が少しずつ上昇してきた

筋肉や心肺機能が低下するように、血圧が上昇するのも加齢による当たり前の現象。

【特徴2】数値が「年齢+90」以内に収まっている

年齢とともに血圧が上がっていくことを自然現象と考えれば、年齢とともに基準値も上がっていいはず。

【特徴3】運動をする習慣がない

運動不足によって筋肉や血管が硬くなり、血流が悪化しているので、血流改善のために血圧を上げている。

【特徴4】血圧の数値以外は、今のところ気になる症状がない

息苦しい、めまいやふらつき、手足のしびれなどの症状がなければ、特に心配する必要はない。

POINT

高血圧患者の9割を占める本態性高血圧の人はただ数値を下げるためだけに薬を飲んでいて根本解決になっていない

【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊

【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊


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