降圧するならぬるま湯が最強? “40度入浴”で血圧も心も整う理由【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】

自力で血圧を下げる習慣⑤ お風呂で血流とNOをアップ

入浴でNOの分泌量がアップ!

1日の終わりに疲れた心と体を癒やしてくれるお風呂。実は入浴は、血圧にもとてもよい作用があるのです。

入浴すると、温かいお湯に浸かることで血流がよくなり、体に適度な水圧がかかることで、降圧体操ほどではありませんがNOの分泌が増えます。

ただしお風呂の温度によっては、高血圧にプラスにもマイナスにもなることがあるので注意が必要です。目安は40度。それより高いか低いかで、自律神経に与える影響は大きく異なります。

高血圧の人は40度以下のぬるめに

40度より熱いお湯だと交感神経が活発に働き、興奮状態に。心拍数が上がり、血圧も上昇します。一方、40度以下の少しぬるめのお湯であれば、副交感神経が働くことでリラックス状態に。心拍数や血圧も安定します。

私自身、お風呂の温度を利用して、自律神経をコントロールしています。気合いを入れたい朝は熱めのお風呂に入りますし、夜中に執筆中で「もうひと頑張り」と、眠気を覚ますときは熱いシャワーを浴びます。疲れた体を休めてゆっくり眠りたい夜は、40度以下のお風呂に浸かるようにしています。

オススメの温度

40度以下 → リラックスできて血圧も安定

サウナでデトックスはできない?

サウナでかく汗は、運動の汗とは違い、老廃物は出ていません。この汗は外気温が熱いので体を守るためにかき、冷やす目的の水分です。

【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊

【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊


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