自分のどの自律神経が働きすぎているのか。「不安ぐせ」タイプ診断【今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論】

あなたの「不安ぐせ」タイプはこちら!

あなたはAとB、どちらに当てはまる項目が多かったでしょうか。その結果から、あなたの「不安ぐせ」タイプが見えてきます。タイプがわかれば、どの自律神経が働きすぎているのかも見えてきます。

Aの項目に当てはまるものが多い【駆け上がり型】

自律神経のブレーキが利きづらく、活動しすぎたり、落ち着きがなかったり。交感神経が暴走してしまうタイプ。「鍵をかけたっけ」「買い忘れはなかったっけ」と気になり、確認せずにはいられません。大事な会議やプレゼンテーションなどを前にすると、心臓がバクバクし始めることも。食べるのや歩くのが早い人も多く見られます。

Bの項目に当てはまるものが多い【くすぶり型】

背側迷走神経のブレーキを使いすぎて抑制が多く、いつもどんよりとした不安を抱えているタイプ。すきあらば仕事や家庭、老後のことなどが心配になり、出かけるときも「疲れてしまいそう」「何か悪いことがあるのでは」と不安が尽きません。周囲からは、落ち着いている、穏やか、温厚といったイメージに見られることも多いです。

A・Bの項目に当てはまるものがほぼ同数【浮き沈み型】

駆け上がり型とくすぶり型の特徴をあわせもつタイプ。相手の発言に感情的に反応したかと思いきや、ひとりになると「あんなこといわなきゃよかった」「傷つけたかもしれない」と落ちこんでしまいます。ジェットコースターのように、活性化と抑制の状態をめまぐるしく行き来するのが特徴です。

【出典】『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』著:浅井 咲子

ページ: 1 2

【書誌情報】
『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』
著:浅井 咲子


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3つの自律神経を味方につけて〈不安ぐせ〉を〈安心ぐせ〉に変える!

「次から次へと心配ごとがでてくる」
「ニュースやSNSで不安になりがち」
「イライラする」「ストレスに弱い」
「気持ちの浮き沈みがはげしい」「やる気が起きない」
などの〈不安ぐせ〉を抱える人へ。

ポリヴェーガル理論は、ステファン・ポージェス博士によって提唱された自律神経系の神経理論です。
自律神経を、1つの交感神経と2つの副交感神経(背側迷走神経と腹側迷走神経)の3つで捉えます。

本書では「セオリー」「テクニック」「ワーク」に分けてわかりやすく紹介します。
本当は必要ではないのに過剰に防衛したり、考えても仕方がないことにイラっとしたり、不安になったり。
そうしたもったいない時間を減らして、「今ここ」にある幸せを感じ、安心できるようになるためのメソッドです。

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