自律神経には「北風」より「太陽」を。優しさで整える心とカラダ【今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論】

自律神経には日差しのように優しく

実際にワークをやってみて、「こんなに簡単で効果があるの?」と感じた方もいるかもしれません。ワークはいわば、イソップ童話の「北風と太陽」に登場する太陽のようなものです。童話はこんなお話です。

自分たちの強さについて言い争っていた北風と太陽は、通りがかっ旅人の上着をどちらが早く脱がせられるかで勝負します。北風が冷たい風を吹きつけると、旅人は上着をしっかりとつかみました。続いて、太陽が暖かい日差しを送ると、旅人は暑さからたまらずに上着を脱ぎました。

自律神経とのつき合い方も同じで、負荷をかけるよりも、「無理なく優しく」接することが大切です。こちらをモットーに簡単なワークを行うことで、自律神経はおのずと整っていき、心地よい時間が増えていきます。

【出典】『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』著:浅井 咲子

【書誌情報】
『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』
著:浅井 咲子


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3つの自律神経を味方につけて〈不安ぐせ〉を〈安心ぐせ〉に変える!

「次から次へと心配ごとがでてくる」
「ニュースやSNSで不安になりがち」
「イライラする」「ストレスに弱い」
「気持ちの浮き沈みがはげしい」「やる気が起きない」
などの〈不安ぐせ〉を抱える人へ。

ポリヴェーガル理論は、ステファン・ポージェス博士によって提唱された自律神経系の神経理論です。
自律神経を、1つの交感神経と2つの副交感神経(背側迷走神経と腹側迷走神経)の3つで捉えます。

本書では「セオリー」「テクニック」「ワーク」に分けてわかりやすく紹介します。
本当は必要ではないのに過剰に防衛したり、考えても仕方がないことにイラっとしたり、不安になったり。
そうしたもったいない時間を減らして、「今ここ」にある幸せを感じ、安心できるようになるためのメソッドです。

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